先日の新聞の記事**
****胎内に玄奘漢訳の原典****
アフガニスタン中部:世界遺産バーミヤン遺跡にて
旧タリバン政権が破壊した東西二体の大仏立像の内
東大仏の残骸の中から6~7世紀の文字で書かれた
≪胎内経≫とみられる経典の一部の経文が見つかった。
これは7世紀にバーミヤンを訪れた中国の僧、玄奘三蔵が漢訳
日本にも伝わった≪縁起経≫の梵語原典に相当。建立時に大仏
内部に納められた可能性が高いとのこと。
仏像に中に納められた経文は日本なのでも例がある。
経文は北インドからパキスタン、アフガンにまたがる地域で
6~7世紀に使われた( ギルギット・バーミヤン第一型文字≫で
書かれている。≪縁起経≫は万物は永遠不滅ではないことを説く
代表的な経典。仏教思想の根幹を表し、これを≪縁起≫という
言葉で表現する。
経文はブッダが修行僧に対し(あなた方に縁起≪の要点と詳細≫を
説明しよう。≪其れを聞いてしっかり≫正しく≪考えなさい≫
などと説く冒頭部分。
経文は短冊状の棒の樹皮に書かれ、舎利仏≪仏陀の遺骨≫に見立て
たと考えられる泥玉と共に、布に包まれた状態で見つかった。
花の模様をあしらった円形の金属板も一緒にみっかったため
筒状の容器に入っていたとみられる。
岐阜新聞より
今回の発見でなぞに包まれた大仏建立経緯解明になるのか
本当に過去の遺産にはなぞが多い**
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