現代視覚文化研究会「げんしけん」

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OVA 魔女っ娘つくねちゃん DVD6

2006年02月08日 02時33分45秒 | アニメDVD野郎!
 最近、魔女っ娘アニメの根底が、良い意味でも悪い意味でも揺らいでいる気がします。もしかしたら、新たなる価値観の構築なのかもしれないと感じさせるアニメ作品が多いかと思います。その中でも、代表的な作品だと「ジェネオン」の邪道魔法少女アニメ『小麦ちゃん』『ドクロちゃん』新作『大魔法峠』があり、3作品ともヒロインたちは「魔法」とはまた違ったアプローチをするアニメ作品です。特に新作『大魔法峠』は、「魔法」よりも「関節技」が得意な【田中 ぷにえ】ちゃんが大暴れする作品らしい。もちろん、私は『小麦ちゃん』『ドクロちゃん』とDVDシリーズは購入しているので、この『大魔法峠』も期待しております。
 先ほど、『魔女っ娘 つくねちゃん』の第6巻(最終巻)を観させて頂きました。この作品も「魔法」はあまり使っていないですね(笑)。登場キャラクターも可愛いのですが、外見にだまされてはいけません。内容も、シュールで、可愛いのに平気で怖い事をしちゃいます。全体的には、ほのぼののんびりでコミカルな笑いのあるアニメ作品。今回の第6巻の特徴は、粘土を使用した「クレイアニメーション」がアニメ劇中で描かれています。最近、注目されている手法を取り入れたアニメでもあります。もしかすると【桜井 弘明】監督は粘土アニメをやりたかったのかもしれません。このアニメ作品には【桜井】監督のセンスが光っています。
 第6巻の内容は、「魔女っ娘ココロちゃん」「つくねちゃんの一日」「チュルリラじゃない話」「つくね THE MOVIE(上)」「つくね THE MOVIE(下)」とありますが、収録時間は14分なので一つ一つがとても短いです。この中で「クレイアニメーション」が使われているのが「チュルリラじゃない話」です。この話では、ウンチ怪獣を手だけが出て来てトイレに流すシーンがあります。その手は【桜井】監督自身らしいです(笑)。【つくねちゃん】も変な怪獣という理由でやる気がありません。私が好きなのが「つくねちゃんの一日」ですね。朝、目覚まし時計が鳴ってうるさいので魔法を使って【市長さん】の所まで瞬間移動させて頭にぶつけたり、二度寝して起きて、朝食では、新人アナウンサーがかまないかを心配し、身支度をしてほうきに乗って、パトロールに出かけますが寒いので帰って来たり(墜落している飛行機は助けません!)、昼食はインスタントラーメンを食べていますが、テレビは付けていません。世間に流されている感じがして見ないらしい。午後は、街に買出しに出かけます。寄って来た小鳥と挨拶を交わしますが、直後に小鳥は猫に捕まり・・・。怪鳥に捕まった【阿吾 みちる】を助けますが、【みちる】さんは返り血を浴びて血だらけに・・・。実は時計をぶつけられた【市長さん】は死んでいたり・・・。ブラックジョークが満載です。【つくねちゃん】髪を梳かしているのに、効果音が金属音だし・・・。意味不明な魔女っ娘アニメですが気になる作品です。決して萌えアニメではないと思います(笑)。


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