現代視覚文化研究会「げんしけん」

アニメ・ゲーム・漫画の視覚文化が日本を元気する!
コラボカフェ☕大好き❤️で2020年にブログ復帰します‼️

貧乏姉妹物語 『浴衣と花火とりんご飴の日』

2006年06月30日 19時09分57秒 | アニメ・映像全般
 新作アニメ『貧乏姉妹物語』の第1話を観させて頂きました。築40年の風呂無しのボロアパートに住んでいる。姉【山田 きょう】と妹【山田 あす】の姉妹が織り成す物語が始まる。天国から見守る母との小さな約束と【きょう】と【あす】が守ろうとする2人の絆も描かれて行く。お互いを支え合う姉妹の姿も見所ですね。何気ない日常、変わらぬ日々が幸せなアニメ作品に仕上がっている。
 その第1話は【きょう】と【あす】の毎年、一緒に見る「花火大会」でのお互いの願いと気持ちのすれ違いが表現されている。【きょう】は【あす】とおそろいの浴衣が着て「花火大会」を一緒に見たいと思う。【あす】は【きょう】と縁日での屋台巡りをしたいと思っている。そのボタンの掛け違いと2人きりの姉妹のお互いを想う気持ちがよく出ていた。
 【あす】は純粋に【きょう】を案内したいと縁日の屋台地図を作りに神社に向う。そして【八百市のおじさん】の屋台の「りんご飴」をすごく楽しみにしていたと思う。だから、こそ「ブタの貯金箱」を勝手に使われて怒ってしまうのも分かります。【きょう】もおそろいの浴衣を買って驚かせようとしたと思います。その事が【あす】を傷つけてしまった。【あす】も姉の気持ちを理解できずに『行かない・・・花火大会なんて・・・行かない!お姉ちゃんのバカ!!!』と言ってしまう。そんな姉妹を仲直りさせるのが「雨の日の思い出」だと思います。【きょう】は【あす】の為に、カミナリが嫌いなのに傘を持って迎えに行きます。その2人の大切な思い出が2人の誤解を解かして行く。【あす】はずぶ濡れになり「山本洋品店」に浴衣を返品に行くが、そこで聞かされる。姉としての妹に対する想い。同じ柄を一日中探したりしていた【きょう】の姿。全ては【あす】の為だった事を知る。『それなのに・・・わたし、お姉ちゃんにバカって言っちゃった・・・』と泣く。【あす】は浴衣を着て、アパートに帰るが【きょう】は居ない。「花火大会」の会場へ向う。【きょう】も探していた。【きょう】は思う「毎年、一緒に見ているのに、一人で見ても意味がない」と・・・。そこで【八百市のおじさん】に教えて貰う。【あす】の想いに気づく。一緒に夜店で楽しむ事を・・・。
 2人はにぎわう人々の波の中を走る。妹の姉を呼ぶ「心の声」は届いていた。『お姉ちゃん・・・わたしっ・・・わたしっ・・・わたしっ・・・』とそれ以上は言葉にならない【あす】だった。【きょう】も浴衣を着てくれた【あす】にお礼を言う。その姉妹を花火が照らし出す。今年も一緒に見る事ができた。
 また、戻る日常。【きょう】は新聞配達に行く。【あす】も起きる。姉の新聞配達を手伝いたいと言うが、【あす】は一人ぼっちになる事を恐れていた。『お姉ちゃん、おいて行かないで・・・どこにも行かないで・・・』と言う。【きょう】は『ここに居るよ・・・どこにも行かないから・・・』と【あす】を強く抱きしめるのだった。

桜蘭高校ホスト部 第13話『不思議の国のハルヒ』

2006年06月28日 19時51分47秒 | アニメ・映像全般
 『桜蘭高校ホスト部』のアニメは、シリアスさとコミカルさのバランスが良い。今回は「不思議の国のアリス」の童話を元にして、このアニメらしく仕上げたと思います。【ハルヒ】をはじめとして各キャラクターたちもいつもの雰囲気で、個性で表現されていた。黒髪のセーラー服の【ハルヒ】もかなり可愛いですよね(笑)。アニメ劇中内で描きたかったのは【ハルヒ】の母親に対する想いだと感じ取れる。この事は作品内で所々に描かれていた。あえて、もう1つ言えるなら「学生の本分とは・・・」の描きだと思う。【ハルヒ】は「桜蘭高校」に勉学の為に入学する。果たして、それだけで良いのか?一度しかない学生生活をどう生きるかとの問いも同時に描いた。ラストの夢の中ではあるが【ハルヒ】の母との再会と目覚める【ハルヒ】の涙が印象深く、このアニメ作品の巧みさを感じた。

 黒髪でセーラー服を着た女生徒が「桜蘭高校」の門を父親とくぐる。特待生との優秀さの女生徒は【藤岡 ハルヒ】。春休みの校内を見学する。時間は午後3時。おやつの時間。廊下を歩く【ハルヒ】。すると「第三音楽室」と書かれた扉が開いている。間から見えるのは・・・ウサギの耳。手招きをしているかのようにも見えた。不思議そうに近づく【ハルヒ】。中ではバナナを食べているウサギの人形。そこで強力モーターが発動する(笑)。床にバナナの皮がある。コケル【ハルヒ】は穴の底へ落ちて行く。不思議の世界の入り口が開くのだった。
 絶叫と共に落ちると【ハルヒ】は「ルネの花瓶」にお尻がはまってしまう。何とか助かるが抜けない壺に脱力の【ハルヒ】。その前に【ネズミ】が現れる。バナナを食べて小さくなり、小さな扉の向こうへ。【ハルヒ】が扉を覗くとまたもウサギの人形が居た。出口はこの扉のみ【ハルヒ】もバナナを食べて小さくなる。扉内は、電球が支配する通路だった。再びバナナの皮に滑り穴の底へ・・・そこはプールだった。プールから上がろうとする【ハルヒ】に秘密のファイルを持った【芋虫】(鳳 鏡夜)が話しかける。『沢山泣いたな・・・このプールの水は、全部あんたが、今まで流してきた心の涙だよ。つらい事や寂しい事を、実はいっぱい我慢して来たんだな』と言う。そのプールには、人が操作したワニロボットが居たり、【芋虫】が売るキノコを【猫澤 梅人】と【霧美】が買いに来て、キノコを食べた2人が、【梅人】は赤ちゃんに【霧美】がお姉さんになったりとそんな面白さも描かれている。
 赤ちゃんになった【梅人】を追う【ハルヒ】。またもバナナの皮でコケル。部屋には【公爵夫人】(れんげ)と【チェシャ猫】が居た。猫は【常陸院】の双子たち。【料理女】は不平不満を言い、逃げた出した(笑)。ここでは【ハルヒ】の『お母さんが見つかって良かったね・・・本当に良かった・・・』と言う所が印象深い。【公爵夫人】に抱かれた赤ちゃんと一緒に居る事を素直に喜んでいた。先を行く【ハルヒ】。道を双子の【チェシャ猫】の双子に聞く。会話の中で「女王陛下」の存在を知る。さらに歩くとダイニングで【帽子屋】(須王 環)【三月兎】(ハニー先輩)【眠りネズミ】(モリ先輩)と出会う。広く椅子もたくさんあるが『席はない』と言う【帽子屋】。しかし【ハルヒ】はそれを無視して行こうとする。必死で止めようとする【帽子屋】と【三月兎】が笑える。【三月兎】は大きなケーキを食べていた。【ハルヒ】はなぜか?初対面なのに虫歯の事を知っていた。【眠りネズミ】は『ちゃんと歯磨きするんだぞ・・・』と言い、また眠る。真面目な【ハルヒ】には【アリス】役は不向きだったかもしれないですね(笑)。その【ハルヒ】に【帽子屋】が『入学してどうする?・・・桜蘭に入学してどうする?』と質問する。【ハルヒ】は勉強と答える。『勉強だけか?・・・なぜ?』とさらに質問を続ける。【ハルヒ】には叶えたい夢がある。『しかし、学生生活は勉強だけが、全てではないだろう・・・他にもあるだろう楽しい事が・・・』と言う。【ハルヒ】も呟く『楽しい事・・・』と。
 裁判が開廷される。【公爵夫人】が死刑にされると聴き走る【ハルヒ】だった。罪状は「音楽祭へ行った事」。子供に寂しい想いをさせたから・・・との事。【ハルヒ】は弁護士として【ハートの王】と【女王】の前に出る。【ハルヒ】は以前に割った「ルネの花瓶」の記憶が甦る。そこで【帽子屋】が勉強だけの日々で楽しむ事を忘れ、学生生活の認識の間違いだと指摘する。【公爵夫人】の罪状は忘れられていた(笑)。【ハルヒ】は【帽子屋】の名前を知る。双子の猫の事。ファイルを持つ【芋虫】の事。虫歯の事も・・・例え、夢の中であろうと桜蘭高校ホスト部のみんなの事は夢の中に出て来るほどに、大切な存在になっていた。【ハルヒ】は再認識する。自分の周囲には良き友達がたくさん居る事を・・・。
 そして【ハートの王】が父親ならば、【女王】は母親であった。『大きくなったわね・・・ごめんね、苦労かけちゃって・・・その分、今は、夢のような学生生活を楽しんでね・・・』と夢の中の母は泣いていた。【ハルヒ】も泣いていた・・・。『母さん・・・』と抱き合う・・・。しかし、現実に戻る時が来た。居眠りをする【ハルヒ】。【環】が声をかける。【ハルヒ】が見ると夢の中での衣装を着ているみんなの姿。若干の違いは原作との差でしょうか?

 『夢のような学生生活か・・・確かに、これじゃ寝ても覚めても、あまり変わらないな』と笑顔の【ハルヒ】だった。

灼眼のシャナ Ⅴ

2006年06月28日 12時23分52秒 | アニメDVD野郎!
 本日は『灼眼のシャナ』の第5巻を観させて頂きました。収録されているのは「第13話 校舎裏の宣戦布告」「第14話 偉大なる者」「第15話 炎の生まれた日」です。
 自在法『揺りかごの園(クレイドル・ガーデン)』を操る愛染他【ティリエル】と宝具の大剣『吸血鬼』を操る愛染自【ソラト】との愛憎の兄妹と【シャナ】との激闘。それに見え隠れする「紅世の徒」最大級の組織『仮装舞踏会』の影。一番は【マージョリー】ですね。【田中 栄太】と【佐藤 啓作】の子分たちの存在。守る存在。憎しみで戦う事ではなく「守る」為に【マージョーリー】は再び立ち上がる。その力は真の姿を現した「千変」【シュドナイ】も退いた。【シャナ】は【ティリエル】と【ソラト】の「口づけ」を違うと否定する。【シャナ】は思う。互いが弱く、寄り添う存在ではなく。お互いを認め合い、信じ合う事だと感じていた。【シャナ】に取り「口づけ」は「誓い」であり、とてもお互いの存在を知る大切な行為なのだ。【シャナ】は【ティリエル】と【ソラト】に『贄殿遮那』を奪われ、ピンチに陥っても【坂井 悠二】を信じていた。【シャナ】が【ティリエル】たちを倒す時、何か寂しさを感じました。異常な愛ゆえなのか・・・無邪気さなのか・・・。物語では【シャナ】のご褒美シーンも良かった。【悠二】が【シャナ】とキスをするかと思ってしまった(笑)。あの雰囲気はね。でも「メロンパン」だった。【吉田 一美】と【シャナ】の【悠二】の事を巡る2人の今後の行方も楽しみである。
 もう1つは【シャナ】がフレイムヘイズとなる誕生秘話として描かれた所ですね。【シャナ】の「メロンパン」へのこだわりはここから始まったと言っても過言ではないでしょう。場所は『天道宮』。「紅世」から見えない隔離された空間。そこに名もなき少女が居た。そこに居たのは【アラスール】。少女の教育係【ヴィルヘルミナ・カルメル】(フレイムヘイズ)。【シロ】、少女の体術の練習相手。アニメ劇中では【ヴィルヘルミナ】が良かった。メイド服姿ではあるが、料理は不得意らしく「レトルト食品」が多い所が笑えた。その天然な彼女も「フレイムヘイズ」である。少女に先入観を与えない為に、その事を隠していた。しかし、その鍛錬と平穏な日々は奪われる。『天道宮』を狙う「紅世の徒」たち。逆理の裁者【ベルペオル】の影。そして『天道宮』から虹が登り、その存在は知られる。もう時間がなくなるのだった。殺戮のミステス「天目一個」も現れ斬りまくる。その少女はその最強のミステスの前に立ち問う。そして、その少女は「天目一個」を従え【アラスール】の元へ急ぐ。器を破壊する・・・世界のバランスを保つ使命への疑問・・・炎髪灼眼の少女【シャナ】の誕生し、その時、炎が生まれたのだった。

となグラ! KURASHI30 CHIGUHAGU二人三脚

2006年06月26日 23時11分36秒 | アニメ・漫画書籍
 今月も『となグラ!』目当てに「コミックラッシュ!」を購入して来ました。今回は、新学期も始まるが【勇治】と【香月】の恋の進展は半年近く経っても変わらないのだった・・・。でも、周囲には温かい友人たちがたくさん居るのだった。その登校風景の【香月】たちの前に【結城 小五郎】が現れる。なぜか面白くない【勇治】。そして、ライバル視をしていた。そこに、水泳部鬼コーチ【獅童 ありさ】も出て来た。どうやら【結城】とは大学の同期らしい。下の名前で呼ばれるのがはずかしいようだ(笑)。
 【獅童】先生は【香月】にHR後に早めに部活に出るように言う。それは「体育祭のクラブ対抗障害物競走」に【香月】と【勇治】を組ませて参加させる為だった。その障害物競走には様々な思惑が絡んでいた。焼肉を賭けているとか・・・。【勇治】は水泳部の女子とのプールサイドでのデートなど・・・。しかし、練習をするが【勇治】と【香月】の息は合わなかった。みかねた【獅童】先生は【結城】と【香月】をわざと組ませた。【勇治】のライバル心が燃え上がる。練習を開始して3週間経ったが進歩なかった。【香月】は【獅童】先生との約束と水泳部の部員として「頑張る」気持ちの間で揺らいで、練習に身が入らなかった様子。【香月】は負ける気だった?【勇治】の気持ちが知りたい【香月】。『じゃあ何よっ教えてっ!!』と迫る。【勇治】も【結城】への嫉妬からとも言えず。お互いの不器用さが出ていた。2人は言い合いになってしまって【香月】は足首に縛ったヒモを忘れて、転びそうになる。もちろん【勇治】は助けるが・・・身体を触り何かを揉んでいた(笑)。【香月】は「裏拳」で撃退するが・・・またもコケてしまい【香月】の足が【勇治】の足首を踏んでしまう。「ぐに」と鈍い音が・・・明日は体育祭。どうなる【勇治】の運命は・・・。

暴走!物欲アニメ番長。 6月度のアニメDVD購入

2006年06月24日 11時31分15秒 | 暴走!物欲アニメ番長
 今月、6月のアニメDVD作品を購入して来ました。タイトルは以下の通りです。

TV『魔法少女リリカルなのはA’s』 Vol.6
TV『あまえないでよっ!!喝!!』 Vol.5
TV『灼眼のシャナ VI』 初回限定版
OVA『今日の5の2』 2学期 スペシャルEdit.
TV『ToHeart2』 第7巻 初回限定版
TV『錬金3級まじかる?ぽか~ん』 ぽか~んBOX第1巻 初回限定版
TV『涼宮ハルヒの憂鬱』 朝比奈ミクルの冒険 Episode00 限定版

 ちなみに、23日発売予定の『OVA 大魔法峠 II』は7月5日に発売延期になっております。やはり【ハルヒ】現象なのか『涼宮ハルヒの憂鬱』朝比奈ミクルの冒険Episode00は、品切れで、取り寄せになっていた。また、秋葉原だと状況は違うものとなるとは思います。

暴走!物欲アニメ番長。 涼宮ハルヒの憂鬱・となグラ!

2006年06月21日 21時59分17秒 | 暴走!物欲アニメ番長
 本日は『涼宮ハルヒの憂鬱』のアニメ挿入歌「God knows...」【平野 綾】さんを含む「涼宮ハルヒの詰合」と『となグラ!』キャラクターミニアルバム第3弾【香月・ちはや】を購入して来ました。
 やはり、聴きたいのが『涼宮ハルヒの憂鬱』の「朝比奈ミクルの冒険」Episode00の主題歌「恋のミクル伝説」ですよね。【ハルヒ】のバニーガールも可愛いジャケット。それと、7月5日には【ハルヒ】【長門】【みくる】のキャラクターCDもそれぞれリリースされますよね。もちろん、私は予約済みです。ちなみに、アニメイトでは『涼宮ハルヒの憂鬱』テレビ化記念フェアの第二弾を開催中。大判ポストカードが貰えます。
 そして、私がこの夏に一押しのアニメ『となグラ!』のキャラクターCDも買って来ました。ヘッドフォンを使用した立体音響ドラマは、是非聴いて欲しいですね。

ひまわりっ! 其の拾壱「切っても切れない絆なのです」

2006年06月20日 21時24分37秒 | アニメ・映像全般
 試験が終わり楽しい遠足。だが、それほど甘くないのが「志能備学園」。少し違った遠足・・・雪山での登山。忍者たる者はどんな気候でも耐えられなければいけないからと万年雪の山で訓練を兼ねた遠足。しかし、少し元気のない【ゆすら】。何でも、大好きな【米澤くん】とケンカをしたらしい。原因は【モモ太】だった。いつも【ゆすら】と一緒にいる大切な存在【モモ太】。アニメ劇中では【ゆすら】と【米澤くん】との男女のきびも観て欲しい。そして【ゆすら】と【モモ太】の出会いも描かれる。【ゆすら】が「動物使い」としての忍術は【モモ太】を助けたからだった。雪山でいなくなる【モモ太】。捜す【ひまわり】と【ゆすら】に雪崩が襲う。2人を助け傷つく【モモ太】。果たして、【ゆすら】は大好きな【米澤くん】と仲直りはできるのか?絶体絶命の大ピンチの【ひまわり】と【ゆすら】たちは無事脱出できるのか?【ひまわり】に巻いて上げた【ハヤト】のマフラーを注目して観ると面白い。

 【ひまわり】は遠足が楽しみで仕方がなく【ひまわり】は自分の婆ちゃんとのお弁当のエピソードを話す。【しきみ】は「遠足だが遊びではない」。【あざみ】から「どのような気候にも耐えなければならない」。【ヒメジ】は南国育ちなので寒いのが苦手らしい。【ゆすら】は【米澤くん】とデート。
 遠足当日。【ひまわり】たちは防寒着を着込んでいる。アルプスの少女になった気分と【ひまわり】は楽しんでいた。【ハヤト】のお陰で他のグループよりも遅れていると【しきみ】。頂上につくと【やつがしら校長】の「おしるこ」が待っていると【あざみ】。それでも【ハヤト】はやる気が出ない感じだが、【ひまわり】はまた1つ楽しみが増えたようだ。逆に【ゆすら】は元気がない。【モモ太】も心なしか元気ない。【米澤くん】とのケンカが原因。【米澤くん】のお気に入りの「キュウリの浅漬け」を食べてしまう【モモ太】。【米澤くん】は【モモ太】をデートに連れて来ないで【ゆすら】との2人きりの時間を過したいと言う。【ゆすら】には【米澤くん】の言葉がショックだった。大好きな【米澤くん】といつも傍にいた【モモ太】。どちらも大事な存在なのだ。
 【ひまわり】は雪を見て大はしゃぎ。【ヒメジ】は「忍法・心頭滅却」で南の島で、水着姿の【ヒメジ】を想像していた。【ヒメジ】の厚着をしていたものを脱いだ時に「湯たんぽ」が【ひまわり】の頭に当たる。雪に埋れて凍死する所だった。【しきみ】の薬で何とか起き上がるが、寒さの為にふるえてしまう。【ハヤト】は自分の首に巻いていたマフラーを【ひまわり】に巻く。登山は続けられるようだ。
 【モモ太】はこの雪山で【米澤くん】を見つける。後を追う【モモ太】。いなくなり心配する【ゆすら】。【ひまわり】たちも捜す事にする。【しきみ】と【あざみ】。【ハヤト】と【ヒメジ】。【ヒメジ】は山を火薬で爆破したいらしい(笑)。【ひまわり】と【ゆすら】と3班に分かれて捜す。鳥から聞く【ゆすら】。【ゆすら】はいなくなった事で「自分を嫌いになったのかも」と自分を責めていた。雪が降り出す。背中にキュウリを背負い【モモ太】は走る。【ゆすら】と【米澤くん】を仲直りさせる為に・・・。
 【ゆすら】と【モモ太】の出会い。狩猟用の仕掛けにはまった【モモ太】。逃げ出そうとしている所に【ゆすら】が通りかかる。【モモ太】の必死の抵抗により、顔中傷だらけでも助けてくれた。雪がさらに強くなる。助けられた【モモ太】は【ゆすら】を山の動物たちに紹介してくれた。【ひまわり】から【モモ太】の名前の由来と聞かれる、可愛い桃尻だからと答える。【モモ太】は木の上から【ひまわり】と【ゆすら】を見ている。2人の行く先には雪崩が迫っていた。【モモ太】は知らせ助ける為に走るのだった。
 間一髪【モモ太】の体当たりで【ひまわり】と【ゆすら】は救われたが【モモ太】が傷つき倒れてしまう。2人は岩場のさけ目に閉じ込められた。【ハヤト】と【しきみ】たちは合流する。まだ来ていない【ひまわり】たちを心配する【ハヤト】。その頃【モモ太】は息苦しい状態。【ゆすら】は【モモ太】の身に何かあったら生きていけないと言う。閉じ込められながも【ひまわり】はここを脱出し、おしるこを食べると前向き。それでも不安な【ひまわり】。だが【ひまわり】には【ハヤト】から巻いて貰ったマフラーがあった。その事を思い出す。『私、もう二度とハヤト殿にお会いできないのでしょうか・・・いいえ、私は絶対にハヤト殿の所へ戻る・・・』と決意する。「忍びの者たち」の電蔵のセリフを引用する。『もう、これまでと思っても、その時、自分ができる事を力の限りやらねばならぬ』と、その言葉は【ゆすら】に勇気を与える。【ひまわり】は助けを呼ぶ為に何をすべきかを考える。【ハヤト】のマフラーを外に出す事を考え出す。【ハヤト】はかなり真剣な表情で捜している。【しきみ】たちも同じ気持ちなのだ。
 【ひまわり】は断崖を登り、マフラーを外に出そうするが、後もう少しの所で落ちてしまう。しかし、ここであきらめない【ひまわり】の姿が【ゆすら】も動かした。【モモ太】を救う為に、ケンカしたままの【米澤くん】にもう一度会う為に。【ゆすら】はモグラを呼び、【マフラー】をたくす。【ゆすら】から見た【ハヤト】はかなりさえないようだ(笑)。
 【米澤くん】は【つきよ姫】と雪山で会う。【米澤くん】がこの雪山を訪れたのは、【ゆすら】の言葉に落ち込み、山ごもりをしようと来た。【つきよ姫】は膳を進める。【米澤くん】は【ゆすら】の漬けた「キュウリ」しか食べない。しかし、汁物を飲もうとすると、閉じ込められた【ゆすら】と傷ついている【モモ太】の姿が映る。それを見た【米澤くん】は走り出す。【ひまわり】のマフラーも【ハヤト】の元へ。【ハヤト】たちは鷲の後を追いかける。【モモ太】の容態はあまり良くない。その中でも【モモ太】は『米澤くんと仲直りして・・・』と言う。「キュウリ」を持っていたのはその意味だった。
 【米澤くん】と【ハヤト】たちが出会う。鷲とウサギの後について【ひまわり】と【ゆすら】の所を目指す。そして発見する。【ひまわり】の刀の鞘。【ハヤト】と【米澤くん】の声は【ひまわり】と【ゆすら】に元気を与えた。ふさぐ岩をどかそうとするが動かない。そこにモグラからの差し入れが届く。「キュウリ」と「ばっちゃの卵焼き」。食べた【ハヤト】と【米澤くん】はみなぎる力で岩をも砕いた。【しきみ】たちは助ける為の準備を用意して来るが、その前に【ひまわり】とゆすら】は助け出された。【ひまわり】も【ゆすら】も凄く可愛い笑顔だった。
 頂上。かまくらで【ゆすら】は【米澤くん】に「いつまでも一緒にいようね」ともちろん【モモ太】も一緒なのだ。同じ頃【ハヤト】は【しきみ】たちと競うように「おしるこ」をおかわりしていた。その【ハヤト】を見ている【ひまわり】。マフラーに顔を・・・表情を赤くしていた。【ハヤト】は「俺の分がない!」と叫び、雪崩に巻き込まれていた(笑)。

ARIA The NATURAL  第12話「その 逃げ水を追って…」「その 夜光鈴の光は…」

2006年06月19日 21時38分54秒 | アニメ・映像全般
 今回の『ARIA The NATURAL』の第12話は、2話構成になっております。1話目は「その 逃げ水を追って・・・」では【灯里】は「アクア」の暑さに少々夏バテ気味。そんな中、灯里は「アイスミルク」のおいしい不思議な喫茶店を見つけるのでした。そこでは、再び猫たちの王様(Cait Sith)との再会が描かれます。2話目は【灯里】が「アクア」の夏の風物詩と言われる「夜光鈴」の屋台が出て、お気に入りを探しに出かけます。そこで出会った「ピンクを基調とした夜光鈴」との出会いと別れ・・・お別れの言葉≪tanto grazie タント グラチェ≫。そして、残された新たなる「夜光石の結晶」。【灯里】は言葉にできない感動に泣いてしまいます・・・。【灯里】の心に共鳴した物語。

 夏。セミの声。【アリア社長】の日陰で涼んでいます。【灯里】は窓際の植木たちにお水を上げています。【灯里】もあまりの暑さに額の汗を拭っていた。さすがのいつも元気な【灯里】でもこの暑さは堪えるようだ。
 【灯里】は何かを見つけて驚きます。案内の仕事を終えて、お客様と挨拶を交わす【アリシア】さん。そこに慌てて【灯里】が来ます。一緒に行くと街並がユラユラとしている・・・「蜃気楼」だった。【アリシア】さんは『夢うつつな幻よ。摩訶不思議ね』と言う。【アリシア】さんは【アリア社長】にも「蜃気楼」を見せようと探すと日陰でバテ気味。日差しを避けていた。【アリシア】さんは、猫は涼しい場所を見つけるのが得意とも教えてくれた。【アリシア】さんは本当に色々な事を知っているし教えてくれる。
 午後2時。一番厚い時間帯に【灯里】は【アリア社長】と一緒にお夕飯の買い物に出かける。街中を歩く【灯里】。夏の光景が揺れている。【灯里】は「蜃気楼」かと思う。瞳もまどろんでいた。「夜光鈴」の綺麗な音色。気がつけば【アリア社長】はいなくなっていた。周囲を探す【灯里】だが見つかれない。どこか街並も違うような感覚。『誰もいない・・・』と立ち尽くす。時計は2時。止まっているのか?進んでいるのか?『あれ?さっきの時計も2時だったような。どういて、誰もいないの・・・』と再び歩き出す。
 【アリア社長】を見つける。聞える「夜光鈴」の音。【アリア社長】の姿を追うが追いつけない。またも「夜光鈴」の音。気づくとある喫茶店の前にいた。店内に入ると【アリア社長】がカウンターに座っていた。そして、もう一人のお客様。店主の招きでさらに店内に入る。時間は2時。【灯里】はアイスコーヒーを注文するが「アイスミルク」しかないとの事。【灯里】は今までの出来事を店主に話していた。【灯里】の体験した事は「逃げ水」と教えて貰う。追いつけない幻。【灯里】は時計がまだ2時を差している事に気づく。店主が言う。涼しく、特別な場所。奥行きのある店内にもう一人の客人。この場所は夏の間、涼を求める猫たちの隠れ家的な場所だった。本当は人が追いついてはいけない場所に【灯里】は来ていた。そして、その店主は帰る事を促す。【灯里】がお店を出ようとすると、もう一人の客人が帽子を取り挨拶をする。まぎれもなく【Cait Sith】だった。【灯里】は頭を下げお礼を言う。気がつくと廃屋となったお店の前だった。
 2時5分。『夢・・・じゃないですよね?』見ると【アリア社長】がストローをくわえていた。笑顔の【灯里】。『アリア社長、夏はアイスミルクにかぎりますね』と言う。【灯里】は夏の暑さに負けない元気を猫たちから貰ったようだ。
 「アクア」の夜を彩る「夜光鈴」。「アクア」の海から取れる「夜光石」。「アクア」の特産品。優しい光と音が夏の暑さを忘れさせてくれる。本日から「サンマルコ広場」で「夜光鈴」を売る市が始まっているようで、【アリシア】さんも1つお客様から貰ったのを飾っていた。もちろん【灯里】も【アリア社長】と一緒にお出かけをします。
 たくさんの観光客で賑わう広場。【灯里】も屋台を見ながら何だか嬉しそうです。そこで【藍華】に会います。【藍華】も「夜光鈴」を買いに来たようです。【灯里】と【藍華】は2人で見て回ります。すると【灯里】の足を止める「夜光鈴」の音色。【灯里】は『えへへ・・・ひとめ惚れ』と購入する。
 どこか懐かしさを感じ買った「夜光鈴」を抱きしめる。【藍華】も豪快に「夜光鈴」をお買い上げ。そこに【アリス】も来て「夜光鈴」を買う。【灯里】たちは、まるで釣り糸をたらしている感じで「夜光鈴」を吊るしながら歩いている。【アリシア】さんがスイカを冷やしていると【藍華】と【アリス】を誘う。【藍華】はそのお誘いを断わる訳がありません(笑)。
 夜。【アリシア】さんがお客様から貰った「夜光鈴」と【灯里】が買って来た「夜光鈴」がARIAカンパニーの看板にて淡い光を放っています。【灯里】は「夜光鈴」を見て何かを思いつきます。それは【灯里】と【アリア社長】がゴンドラで夜の海に出て【灯里】の「夜光鈴」の光を見ながらのティータイムを楽しむ事だった。【灯里】はピンクを基調とした「夜光鈴」との出会いに感謝していた。合同練習の時も、寝ている時も、毎晩のティータイムの時も、お風呂の時も、ずっと【灯里】と一緒の時間を過していた。
 ある夜。「夜光鈴」の光がかなり弱くなっていた。気のせいではないようだ。【アリシア】さん『そろそろ、寿命みたいね。夜になったらお別れの船を出しましょう』と言う。「アクア」では「夜光石」の寿命がきたら、最後の光を見ながら海にかえすのが「ならわし」。その日【灯里】と同じ日に買った人達が海にかえす為に集まる。お別れの言葉は≪タント グラチェ≫。「たくさん ありがとう」の意。
 本日の夜のティータイムは【アリシア】さんも一緒です。【灯里】は『凄く優しい時間を楽しめました』と「夜光鈴」と過した時間を振り返る。【晃】さんと【藍華】。【アテナ】さんと【アリス】も合流する。次々と聞える≪タント グラチェ≫の声。海へかえる「夜光石」。無数の光、小さくとも力強い光が海を彩る。【灯里】の番。最後にひときわ輝きが増した。【灯里】もお別れの言葉を口にする。しばらく【灯里】はお別れの余韻を感じている。すると『アリシアさん・・・これって・・・』と「夜光石」の結晶。【アリシア】さんも実物を見るのは初めてのようだ。『お別れしたくないって、思ってくれたんでしょうか?・・・あれ?あれ?あれれ・・・』と頬をつたう涙。【灯里】は泣いていた。なぜだか、泣いていた。溢れる涙は止まらないのだった・・・。
 翌日。ARIAカンパニーに【藍華】と【アリス】が冷たいフラッペを差し入れをしに持って来る。【灯里】のゴンドラには「夜光石」の結晶が残した音色が響いていた。

 『アイちゃん。昨夜、どうして泣いてしまったのか?分からないんだけど、涙の形をした結晶が、今も新しい音色を聞かせてくれています。』

 『灯里さん。その結晶は「夜光石」の心の形なのかもしれないねえ。灯里さんと「ちり~ん」と心が響き合ったんだよ・・・きっと』

フィギュメイト 大怪獣ガメラ

2006年06月18日 16時21分46秒 | フィギュア全般
 フィギュメイトシリーズに『ガメラ』(昭和シリーズ)が登場。コナミも新しい道に進んでいますね。『ガメラ』ファンも多いので、意外と需要がありそうな感じもします。各怪獣のもつイメージ・ボリューム感を大切にし、可愛く、小物も充実しているらしい。その為に単価が1個 504円になっていると思われる。もちろん組み替えは可能だが、印象では今発売中のフィギュメイトと合いそうもない気がする。『極上生徒会』と『魔法先生ネギま!』との組み換えとか。顔が【りの】で身体が「ガメラ」・・・何とも言えないですね。発売予定は10月26日。今後の展開が楽しみでもあります。
 できれば、フィギュメイト『極上生徒会』の第2弾を作って欲しいと思います。【奏】会長も【奈々穂】も【まゆら】も【れいん】【香】【小百合】もいないですし、ドラゴンキューブ版だけでは素直に喜べないです。特に『魔法先生ネギま!』に関しては、Vol.5とVol.6ラインナップを発表していますし、今後の展開も期待できます。秋からアニメもスタートしますからね。

練金3級 まじかる?ぽか~ん 第11話

2006年06月17日 13時27分10秒 | アニメ・映像全般
 『練金3級 まじかる?ぽか~ん』第11話のぽか~ん21「無口な呪文は楽しい英会話」とぽか~ん22「ピンチの呪文はさよならの向こう側」を観させて頂きました。【ゆうま】たちに「レッツ・エンジョイ・イングリッシュ。アーユー・レディー? スタート!」の声。日本語無用の英会話が始まる。【ゆうま】たちのいつものパジャマ姿も可愛いですね(笑)。
 雪の降る夜。真剣な表情の【ゆうま】たち。お互いを牽制する緊迫感が支配する「がらくたはうす」。日本語を言うと罰として「苺果肉入り 納豆ジュース」なる缶ジュースを飲まないといけないのだった。事の発端は【鉄子】(以下、あいちゃん)が「健康にイイですよ」と6箱も買った事らしい。【あいちゃん】は食べたり、飲んだりできないので、間違うと【ケイミィ】が代わりに飲んでいた。アニメ劇中での間違えて日本語を言った時の【ゆうま】たちの表情が怖かった。もちろん、コミカルで可愛いですがね。【パキラ】から始まった英語での質問攻撃は面白かった。【あいちゃん】はショートしっ放しだった。
 後半パートの「ぽか~ん22」では【ゆうま】たちのモンスターとしての存在が世間に知られてピンチに陥る物語。春の足音が聞える。テレビを見ながらくつろぐ【ゆうま】たち。【あいちゃん】が八百屋さんにおまけで貰った「リンゴ」を食べて『ふつうー』と【あいちゃん】を困らせていた。【ゆうま】から『春になれば、人間界にやって来て1年になる』と言う。テレビでは魔界種族を取り上げた番組が放映中。ゲストは【スーパーDr.K子】だった。もちろん【ゆうま】たちも面識がある。しかし【ゆうま】はリモコンを操作して違う番組に替えた。「コロンビアの池」なる番組では『アニメーター・・・どんな所でも寝られる』との事。【ゆうま】たちはテレビの画面に興味津々だった。そこにドアがノックされる。【あいちゃん】がテレビの内容に気になりつつも応対すると、突然にマイクを向けられ、カメラを持った取材陣が入って来る。【ゆうま】たちは信じられない感じだったが、周囲が放って置いてくれない状況になってしまった。【ゆうま】は記憶を消去する魔法をかけるが・・・逆に、みんなの「パンチラ」が全国中継されてしまう。人気が出て、アイドルとしてCDデビュー。「がらくたはうす」は人だかり。レコーディングなどの仕事をこなす。そして、テレビ番組での【Dr.K子】との対決。その中でリーダーの【ゆうま】が魔法を披露し、呪文を詠唱するが・・・「ノーパン」だった。全国に放送され【ゆうま】たちへの好意的な立場から公然わいせつのエロモンとしての有害な立場になってしまう。今度は「がらくたはうす」に飛び交う怒号。【ゆうま】を責める【あいちゃん】。【ゆうま】も自分の下着の事だけにショックは隠せない。【パキラ】『あたしたち、もう人間界では暮らせそうもないわね』とポツリ。
 翌日。静まり返った「がらくたはうす」。テレビでは「石神井池」の「しゃくちゃん」の報道をしていた。その放送を見て【ゆうま】たちは『人間界って、ヘン・・・』と言う。【Dr.K子】から始まった【ゆうま】たちの最大のピンチは乗り切ったのだった。