銀杏祭。学園祭の時期がやって来た。その中で森夏はやる気になっている。それは、チアリーディング部を退部していたから・・・この部を何とか立て直したいかもしれない。一色も所属する軽音楽部よりもくみん先輩の為に部室にやって来ていた。学園祭で何か出し物を考えている森夏なのだ。だが、教室も、講堂も、、、屋台でさえも一等地はない状況だが森夏は諦めていなかった。アイデアがあるようだ、、、語り継がれる伝説の部活動の始まるのだ!夏休みのあの時以来、、、六花と勇太はまともに話をしていなかった。ゲリラ的なパフォーマンス。シナリオと演出が森夏の「邪王真眼VSダークフレイムマスター」というもの。考えた結果、戦いが一番注目を浴びると思ったようだ。勇太はやりたくない!森夏もモリサマーとしてやれない!六花は、真のダークフレイムマスターと戦いたい・・・。六花は勇太を見る、、、必要ないと帰ってしまう。六花の勇太に対する様子がおかしいのだ。最近は帰るのも別々になっていた・・・。みんなと海に行って以来、あんな感じ・・・。勇太と六花は何もない。不可視境界線を一緒に探していただけ。凸守もサーヴァントとして万死に値するデス!シンクロする一色と森夏は信じていないみたい。勇太は、それ以上は黙っていた。父親の死。昔の家に行こうとして十花と喧嘩した事。六花の過去の事も・・・。勇太は六花の事を気にしている。食事の支度も手につかないようだった。勇太がフライパンを焦がしてしまって、宅配のピザになりました。勇太は六花の言葉を思い出していた。だから、まだここにいるの。境界線の向こうからここを、、、私を見ていると・・・。本気で信じているのだ。勇太の部屋で物音がする。ベッド下から十花が突然に現れた。高校の頃は新体操の選手だったようだ。体が柔らかい・・・。勇太のエッチな本を手にしていた、、、用心した方が良いかもしれないね。十花は六花の事を心配しているのだ。あまり食事を食べていない六花。実家での事。勇太にも何も言っていない。いつも六花と一緒にいるのに、、、わからない勇太に腹が立つ十花。だが、自分では聞けない。体裁があり、今までの姉のイメージで聞く事ができないのだ。勇太は鈍い、、、十花は、恥ずかしいのだ。
学校。お弁当を食べている六花に勇太が話しかける。大嫌いなトマトも食べて、、、どこかへ行ってしまった。中庭で寝ているくみん先輩の所へやって来た六花。特異点。邪王真眼が間違いなく反応している。何かの影響が出ているようだ、、、気を抜くと全身の毛穴から血が噴出すと。勇太に近づくと鼓動が早くなって耐えられなくなる。それで、話さなかったのだ。勇太の事を話していると頬が赤い六花。勇太の目も見れない。危険だと・・・。見ただけで何かが飛び込んで来て、身体の中を暴れまわる。全て特異点の影響。怖ろしい・・・。どうすれば、、、ダークフレイムマスターとして特異点を破壊して欲しかったけど・・・。そこで凸守の力を借りて実力行使をする事に。凸守は勉強を教えているようだね、、、次の月満ちる夜に決行する!
くみん先輩は森夏の家に来ている。森夏の本棚には占い関係の書籍が沢山ありました。占いと中二病はまったく関係ないよね!集まったのは、学園祭のパフォーマンスの事。一色は忘れられていた。
満月の夜。六花から送られた携帯メールに呼び出されて勇太は神社に向っていた。そこで待っていた六花。勇太、、、すまない。あなたを倒す!凸守も現れた。特異点を取り除く為に!いつもの唱える呪文が弱々しかった。眼帯を取って、邪王真眼を発動させるも・・・。いつもの脳内バトル空間にならなかった。六花と凸守が回り出すが、、、バレバレだった。六花に手を差し出す勇太。森夏は言う。恋に決まっている・・・。六花の勇太を見つめる表情と視線、、、六花は駆け出した。六花は富樫君に恋をしている・・・。
教室。銀杏祭の準備が進んでいる。恋のカオスが始まろうとしている!一色はくみん先輩との後夜祭でのマイム!マイム!を楽しみしている。森夏にはわかっているようだ。六花に声をかける森夏。ちょっと話があると、、、富樫君の事で。明らかに動揺している六花だった。恋をしている事を伝える、、、富樫君の事が好きなのよ。顔に出易い六花。顔が真っ赤になっている。高笑い。黄色い蝶々が飛んで来た!恋人での契約形態は必要ない・・・。一緒にいるとドキドキする。2人で手を繋いでいる所を想像したり。キスをしている所とか、、、六花は混乱している。中二病設定とリアル恋愛がごっちゃになっていて、、、訳がわからない事に。森夏のスライディングをする六花。自動開閉傘を魔具として使って精神攻撃を無効化したが、、、逃げる事では解決できないのだ!何とかパフォーマンスを九十九七瀬先生に許可して貰って、、、みんなで手分けをして学園祭の手伝いをする。森夏と六花には何かの考えがあるらしい。森夏は「素敵な彼氏の作り方」の本を読んでいた。この本を参考してある作戦を開始する。後夜祭の準備をする勇太と六花。私の、私の邪王真眼、どう思ってる?邪王真眼は私そのもの。この場合の私というのは、つまり邪王真眼は・・・。隠れて見ている森夏にくみん先輩が話し掛けて来た。一色は軽音楽部の先輩に連れて行かれていた・・・。一色の事は全力で放置する。六花と森夏は本を見ながら作戦を立てるが、、、邪王真眼に誓って。六花の頭から湯気が出ていた。勇太とポスター貼り、、、六花が顔を上げる。六花の頭が勇太のアゴにぶつかって・・・。なかなかうまく行きません。
吊り橋効果を使用しての最終手段。校舎の屋根に上っている勇太と六花。夕陽が綺麗だった。やっぱり、何かヘンだと・・・。父親の事。家の事。六花の事を知って良かったと・・・。誤解していたのかも。不可視境界線の事。あってもおかしくないと・・・。そこで、六花が屋根の上で立ち上がってすべってしまう。屋根から落ちそうになる!勇太が手を伸ばすも届かない!すると、森夏が「下よ!三階からなら届くわ!」と言う。「待ってろ!」と言って勇太が急いで3階に下りて六花の所へ向った!怖かったよね、、、勇太に抱きついて泣いていた。勇太の名前を連呼していた、、、六花の体が震えていた・・・お互いに抱きしめた。そんな2人を照らす綺麗な夕陽が沈んで行きました。