現代視覚文化研究会「げんしけん」

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週刊少年チャンピオン 集中連載『ヤンキーフィギュア』 

2006年07月16日 07時41分09秒 | アニメ・漫画書籍
 週刊少年チャンピオンの中で注目したのが【ミッチェル田中】氏の『ヤンキーフィギュア』です。フィギュア大好きヲタ高校生【山下 筆児】と「血色の狼」と恐れられる同じクラスの最強ヤンキー娘【桜井 さくら】の全く正反対の生き方をしている2人がおりなすコメディータッチの漫画作品です。
 内容は、朝からコレクションのフィギュアたちとお話をする【筆児】。学校ではオタクとして気持ち悪いレッテルを貼られている。本人も自覚をしていた。自分を傷つけないフィギュアとなら話せるが【筆児】は友人の作り方が分からない。そんなさなか、空手部員【小山 雄大】からのイジメに合う。立ち向かう事もできずに無力な【筆児】。その前に【桜井 さくら】が現れた。あっという間に【小山】を追い払う。そこに黒猫の「ニャースケ」が来て【筆児】と【さくら】に微笑みかける。その瞬間・・・【さくら】はフィギュアサイズの女の子になってしまう。しかも【筆児】以外に触れられると本物の人形みたいに身体が固くなってしまう【さくら】。2人は、こうなった原因の黒猫を捜します。漫画の中では、両親とうまくいっていない【さくら】。現実を直視しようとしない【筆児】に対して『現実から逃げてばかりで、そのままでええんか?』と言う【さくら】。このセリフは【さくら】自身にも言えるなどの登場人物たちの心理状態も描かれている。この内容もよくあるパターンだと思いますが、【筆児】や【さくら】の人間の温かさをうまく表現できたら良いと感じております。物語は、再び【小山】がイジメに来ます。【さくら】の助言を受けながら何とか倒します。そのシーンでは、今の事象に立ち向かう【筆児】の必死さが描かれています。第1話の最後では【さくら】は【筆児】の家に居候をする事になります。今後の展開が楽しみな作品だと思います。 
 後、【さくら】がフィギュアサイズになっている可愛さも見て欲しいですね。漫画内では【さくら】のタバコを吸うシーンでは、タバコとのサイズが合わずにむせたり、【筆児】の家に居候するが、着替えはフィギュアサイズのメイド服だったりといった所もツボを押さえております。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みず)
2006-07-16 23:21:33
チャンピョンがどんどん変な方向に行ってますな~。

個人的にはヤングキングアワーズとかで連載した方があってる気がしますね!!!
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Unknown (K北)
2006-07-17 02:14:11
俺のフィギュアに触るなー、ですか



なんかこう



守りたい物を守る漢の匂いがします!!

この子みたいな熱い漢になってみたいですね('∀`)
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コメント、ありがとうございます! (斑目 晴信)
2006-07-17 06:59:42
 みずさん、コメントありがとうございます!

最近の週刊マンガ雑誌系は「萌え」要素を含む作品

が多くなりましたね。この傾向は伝播して行くと思い

ます。『ヤングキングアワーズ』での連載は良いですね!



 K北さん、お世話になっております!

主人公は「フィギュア」なら話す事ができます。

自分の大切にできる世界を持つ事は良い事だと

思いますね。好きだから、戦えるって事ですからね。

このオタクな主人公がどのように変わって行くのか

楽しみなマンガ作品です。
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