現代視覚文化研究会「げんしけん」

アニメ・ゲーム・漫画の視覚文化が日本を元気する!
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宮神学園極大権限保有最上級生徒会。 銀河 久遠

2006年10月03日 00時06分23秒 | 極上コンテンツ
 本日、10月3日は『宮神学園』第3期生。極上生徒会執行部/隠密部。現・生徒会の副会長【銀河 久遠】の誕生日です。クールで格好良く、常に客観的に周囲を見る事ができる女性。是非に彼女は味方にしておいた方が良いです。敵に回すと生きて行けない怖さを持つ女の子でもあります。そんな鋭さも【久遠】の魅力の1つ。動が【奈々穂】ならば、静が【久遠】です。何かと遊撃と隠密は競い、ぶつか合いますが【奈々穂】と【久遠】は仲が良いですね。 
 【久遠】のエピソードだと「第15話 私が此処にいる理由」「第16話 あなたに此処にいて欲しい」です。【久遠】は【神宮司 奏】の「神宮司の力」を調べる為に学園に来たエージェント。ナフレス諜報機関の人間。もちろん、その事は【奏】会長は知っています。【久遠】は、家族と「極上生徒会」の間で板挟み。どちらも【久遠】にとっては大切な居場所なのだ。アニメ劇中内では【琴葉】に追尾され、戦いそうになった事もありました。ですが【久遠】は諜報活動をしているようでしておりません。彼女は【奏】会長という人物に触れ、【奏】会長の魅力に惹かれてしまった。そして『極上生徒会』のみんなに出逢ってしまった。そんな彼女を失いたくないみんなの気持ちが第15話と第16話で描かれています。

 『別に、いやらしい意味じゃありませんが、今日は私の誕生日ですのよ。』

ギャラクシーエンジェルる~ん 『出撃!天使のスクランブる~ん』

2006年10月02日 10時52分03秒 | アニメ・映像全般
 『ギャラクシーエンジェルる~ん』第1話を観させて頂きました。第1話の後半に描かれた大艦隊とルーンエンジェル隊とのアクションが良かった。このエンジェル隊の中では【アプリコット・桜葉】が可愛いですね。【ナノナノ】も可愛くなりそう。特に【テキーラ】はお色気担当で良い味を出してくれると思います。

 ルーンエンジェル隊員寮「ヴィラ・エンジェル」。本日は休日なので【アプリコット】は洗濯中です。【ナノナノ】は手伝う気はありません。洗濯籠の中で寝ています。【カルーア】は【ミモレット】に強化魔法の薬を飲ませていた。隊員寮は爆破にて破壊された。【アプリコット】の下着類は街中にばらまかれた。そして、寮にお客様がやって来る。
 3階の共有スペース。そのお客様を通して、お茶を出す【アプリコット】。彼は【ガレット男爵】。宇宙犯罪者とはかけ離れたイメージの2頭身の紳士のおじさん。しかも「M」で変態だし・・・(笑)。男爵の執事は決して顔を出さない、放送コードがギリギリでNGのようだ。ここに男爵は自首に来た。何をしたかと云うと、1万隻の殺戮艦隊で銀河征服を企んだが、誰も相手にしてくれないので自首をするらしい。その証拠品は「G」マーク入りのハンカチ。それは記憶媒体。計画の全貌がこの中にある。
 その頃、外では寮の破壊状況を見て、管理官【クーヘン・バーム】悲鳴を上げていた。彼はニューハーフさんです。【クーヘン】に男爵は不審者として投げ飛ばされてしまった。それと【アプリコット】って、下着に名前を書いているみたいですね。苦情の件数と下着の数が合わないようです。
 リリィ。トランス・バール市庁舎に行っている。今月は、宇宙犯罪取締り強化月間らしく、トランスバール市長【ドルテン・バイン】に治安維持をエンジェル隊に言う。カクカクな市長さんです。そこで貰う政府からの手配書に男爵の写真がある。【アプリコット】は【ナノナノ】と連絡があった家に出向き、下着や洗濯物を回収していた。やはり、何枚か足りないらしい。
 商店街まで来るとケーキ屋さんの前に男爵がいた。男爵は【アプリコット】にあんな事やこんな事を考えているらしく、悶えていた。すると、男爵が【アプリコット】の回収した洗濯物の中に「GA」マーク入りのハンカチを見つける。取り返そうとする男爵が【アプリコット】に触るといきなり投げ飛ばされてしまう。男性が触ると投げ飛ばすしまうらしい。純情な女の子ですね(笑)。しかし、このハンカチに関する勘違いが、後々に大変な事態を引き起こすとは・・・。
 隊員寮。【アプリコット】がケーキを買って来た。もちろん、みんなの分もあります。そこへ【アニス】が起きて来る。時間は昼過ぎ。この時間まで寝ていた。もう1人、【リリィ】も帰って来る。【リリィ】の武士道は【アニス】と対立しがちです。【アニス】と【リリィ】はキズだらけです。そこに手配書を出す【リリィ】。【アニス】は借金をしている。そこで出て来る【ミント】の名前。【アニス】は少なからず【ミント】と関係がありそうです。その手配書を見て驚く【アプリコット】。彼女はケーキを【カルーア】の顔面に飛ばしてしまう。すると【カルーラ】が輝き出し【テキーラ】に変身する。どうやら【カルーラ】はアルコールの香りで変身するらしい。【テキーラ】の容赦ないセクハラ攻撃が【アプリコット】に注がれる。妖艶なる大人の世界が広がる。ケーキでベトベトになった【テキーラ】にハンカチを・・・「G」マーク入りだった。
 宇宙警察機構舎。男爵が自首をしていた。取調べ室でのハンカチには「GA」マーク入り。ただのハンカチ。取調べ担当者からの言葉責めに我慢ができなくなった男爵が巨大化する。
 【アプリコット】が驚いた理由。それは手配書の写真がここを訪れたからだった。【テキーラ】のセクハラ攻撃ですっかりと忘れていた。そして、響くエマージェンシーコール。「セルダール宇宙観測所」がとらえる。1万隻の殺戮宇宙艦隊。「ルーンα」からルーンエンジェル隊に出撃命令が下される。声の主は、トランス・バール市駐留軍司令官【イザベラ・エッセンス】。【アプリコット】たちは紋章機で飛び立つ。紋章機内では【テキーラ】はあまりやる気なし。【アニス】は休日手当てが出ない事に不満を漏らしていた。そんなダラダラな会話をしているとエンジェル隊の前に、巨大化した男爵と艦隊が現れる。艦隊からの砲撃と男爵のステッキによる攻撃にエンジェル隊は苦戦を強いられる。【アプリコット】は今朝の事を「お姉ちゃん」に謝っていた。このお姉ちゃんは【ミルフィール・桜葉】ですね。しかも【ナノナノ】と戦闘圏外にいるし・・・。男爵と艦隊の激しい攻撃は続く。【リリィ】はこの状況の中でも冷静に分析をする。その母艦の機能を弱体化させるにとる作戦は「M」なので放置する事だった(笑)。1時間後・・・3時間後・・・6時間後・・・。男爵は耐えかねて小さくなりだす。そこで、一気に【ナノナノ】が全機体を回復させ、エンジェル隊の反撃が始まる。バラバラで、くせ者が多く、チームワークがないかと思ったが、ここぞと言う所ではみんなの気持ちを1つにして戦います。それが「ルーンエンジェル隊」なのです。
 みんなは無事に帰還するが、肝心の男爵は宇宙空間に、本当の意味で放置プレイをするドジな【アプリコット】でした。

赤ずきん 『おかしな森の記憶』

2006年10月01日 05時27分04秒 | アニメ・映像全般
 『おとぎ銃士 赤ずきん』第14話を観させて頂きました。ある森で迷子の兄妹がおりました。兄は優しく妹想い、妹は兄を慕い、大好きなのでした。そんな2人の前に太古に封じられた邪眼を持つ黒き魔女が現れます。魔女は兄の強大なる力を見抜いていた。それからです。兄の目には妹は映らず、声も届かなくなったのは・・・。それでもついて行くしかないのです。その時、妹の目の前に「鍵」と云われる異世界の少年と出逢います。2人きりの兄妹。1人だけを救う事はできません。一緒に救わないと行けない。妹は声にならない助けを求めているのだから・・・。妹と交わした指きり。少年は信じ、守る事ができるのでしょうか?

 ある森で彷徨う幼い兄妹がおりました。妹は不安で泣いています。優しい兄がなぐさめます。2人の手は決して離れぬように、2人の絆を感じるのでした。
 森。大木のおじいさんからその兄妹のお話を聞いていた【赤ずきん】たち。どうやら【赤ずきん】たちも迷子になっているようですね(笑)。その大木のおじいさんは「なぞなぞ」が大好きらしく、【赤ずきん】たちに「この森が、おかしな森と呼ばれている理由」の出題をします。すると【白雪】がその大木のおじいさんを「おかしな木が生えているから」と答えて、大木のおじいさんをイジケたふりをして、アカンベーをし、全然、こりていない大木のおじいさん。その態度に【白雪】の方が反対に意地を張ってしまいます。【草太】はその兄妹が気になるようです。森の奥に消えた兄と妹を・・・。
 サンドリヨン城。【ヘンゼル】に【ランダージョ】が【草太】たちを発見した報告に来ます。「おかしな森」にいる事を伝える。その場所の名に反応する【グレーテル】。懐かしみ、その頃の楽しかった生活を思い出し【ヘンゼル】に話すが、彼には思い出す事ができない。【ヘンゼル】には【サンドリヨン】の影がまとわりついていた。【グレーテル】は【サンドリヨン】に疑念を持つのだった。
 フェレナンド王。彼に食事を持って来る【グレーテル】。誰にでも優しく接する【フェレナンド】。【グレーテル】が食事を作っているかもしれないですね(笑)。その【フェレナンド】に「エルデの鍵」の事を聞く【グレーテル】。目の当りにした「エルデの鍵」の力。暗黒魔法を一瞬の間に無力化したその力を知りたい。【フェレナンド】もその点については詳しくは分からない様子。『エルデの鍵の力さえあれば・・・』とある事を考える。【ランダージョ】は迷っていたが【グレーテル】はあの森の事を誰よりも知っている。やはり、誰よりも【ヘンゼル】お兄様のお役に立ちたいのだった。
 お菓子の家。森に響く悲鳴をあげる【白雪】。ナイトメアリアンよりもある意味恐ろしい・・・お菓子の家。確かに、乙女の敵ですね(笑)。カロリーを気にせず【赤ずきん】が近づくと、ドアが開き、なかから【グレーテル】が出て来た。待ち伏せ。食べる気満々の【赤ずきん】。戦うのは食べてからだそうです。だが、【グレーテル】には戦う気はなかった。ある取引をするのが目的なのだ。【赤ずきん】たちを家に招き、お茶とお菓子を出す。【赤ずきん】全然、警戒してないと思います。この家は【ヘンゼル】と【グレーテル】が初めて【サンドリヨン】と出逢った場所らしいが【グレーテル】があまり深くは話したくないようだ。早速【グレーテル】は取引を持ちかける。「フェレナンドを引き渡す代わりに、私達を逃がして欲しい」と言う。私とお兄様を【サンドリヨン】のもとから逃がして欲しいとも続けた。【りんご】は信用していない。当たり前ではある。何度もおそわれたら、彼女の言う事を信じ、聞く事は難しい。しかし【グレーテル】の表情が物語っていた。嘘ではない事を。【草太】は【グレーテル】の事が気にかかる。それは【赤ずきん】たちも一緒。【グレーテル】は本気なのだ。【草太】たちの後をついて来る。雨が降っても何も差さずについて来る。【草太】は自分の指している傘代わりの「ハスの葉」を【グレーテル】に差し出します。彼女が風邪をひかないように心配する【草太】。みんなが歩いているとあの「大木のおじいさん」の所に来てしまう。まだ【グレーテル】はついて来ております。すると「大木のおじいさん」は【グレーテル】を覚えていた。あの時の幼き兄妹は【ヘンゼル】と【グレーテル】だと知る【草太】たち。「大木のおじいさん」が自らを大きくして、雨宿りをさせてくれます。【草太】は【グレーテル】も一緒にと呼ぶが雨の中にいた。
 雨もすっかりとあがった夜。【赤ずきん】たちは寝ております。ふと目を覚ます【草太】。木の枝に座る【グレーテル】を見つけます。【草太】も木を登り【グレーテル】とお話をしたいと彼女に近づきます。【グレーテル】はエプロンとオーガミトン(グローブ)を脱いでリラックスしている。戦う気は本当にない。【グレーテル】は【草太】の呼びかけに無言ですが、お話はしたいようです。【草太】は【グレーテル】が空腹だと思い、一枚のビスケットを取り出します。それを半分っこにします。その【草太】の優しさと笑顔は以前の【ヘンゼル】を重なる。【ヘンゼル】の事になると真っすぐに、素直になる【グレーテル】なのでした。
 【草太】は、今の状態では【サンドリヨン】から逃げられない事を分かっている。しかし【グレーテル】は【ヘンゼル】の為ならば、何だってできるという覚悟で来ているのだ。2人きりの兄と妹。大好きな兄。お兄様しかいないから・・・。【グレーテル】の慕う想い。【草太】は1人っ子なので羨ましいようですね。そんな純粋な【グレーテル】を信じる【草太】。兄を想う気持ちは本当なのだ。
 指きり。【草太】は「もう一度、みんなに相談する」と約束をする。【草太】は【グレーテル】と指きりをします。その事を【ヘンゼル】に伝える【グレーテル】。彼女は夢見る。昔みたいに、また2人で暮す、楽しかったあの頃みたいに・・・。【ヘンゼル】の耳には届いていない。【グレーテル】は【草太】たちの居場所を話してしまう。
 翌朝。【赤ずきん】たちも起き出します。【草太】が【グレーテル】との約束を果たそうとみんなに相談しようとした時だった。暗黒のいかづちが大地を切り裂いた。【赤ずきん】たちも臨戦態勢に入る。【ヘンゼル】から「ダーク・サンデ」が放たれる。その圧倒的な魔法力に吹き飛ばされる三銃士たち。更に、暗黒の雨が希望さえも奪おうとしていた。【グレーテル】は『どうして・・・』と戸惑う。森は枯れ、燃え、焼けた。お菓子の家も例外ではなかった。2人の想い出が消える・・・。彼女の夢は打ち砕かれ、泣いていた。【グレーテル】が流す涙とその表情がとても印象的でした。
 【赤ずきん】たちは残された力。三銃士の魔法力を集めて【ヘンゼル】に立ち向かう。「火」「水」「大地」が結集し【ヘンゼル】に全てをぶつける。何とかボロボロになりながらも退けた。攻撃を受け倒れている【ヘンゼル】のもとに【グレーテル】が駆け寄ろうとする。その手をつかんで【草太】が【グレーテル】だけでも逃げる事を促す。【草太】は【グレーテル】が騙そうとしていない事を分かっている。
 【グレーテル】の答え。『お兄様を傷つけるものは許さない・・・』と【草太】に「ミッシググレイヴ」の刃先を向ける。『言ったはずよ。あたしにはお兄様しかいなかった。今でも、これからも・・・』と【ヘンゼル】と消えた。【グレーテル】だけを救うのはできない。【ヘンゼル】も一緒に救わないとならないのだ。
 破壊された森。しかし「大木のおじいさん」はこれを運命として受け入れる。耐えていれば、必ず晴れの日はやって来ると教えてくれる。【ヘンゼル】の暗黒魔法の影響が強く、【いばら】でも森を元に戻す事はできないが、大地の回復力を信じて、大きな一粒の「種」を蒔く。長い年月がかかろうとも・・・。森は必ず育つのだから・・・。
 【草太】は【グレーテル】を信じている。『それでも、僕は信じるよ・・・』と【グレーテル】と指きりをした小指を見て、思う【草太】であった。