女神になりたい主婦のブログ

広島での大切な経験

私は今、地元に住んでいますが
小学校から中学校にかけての四年間、広島に住んでいました。

関東から中国地方というのは、とても遠くて、馴染みのないところです。

私の両親は東北の出身で、親戚も皆、関東以北にしかいないため
本当に、全然知らないところでした。

なので、引っ越してから、家族みんなで戸惑った覚えがあります。

色々ありましたけどね、行って良かったなあと思います。


その時のことで、思い出したことを今日は書きます。

広島というと、第二次世界大戦で原爆が落とされたところです。

私は当時、広島市に住んでいましたから
かなり身近だったと思います。

戦争経験者が周りにいて、被爆体験を聞くことも何度かありました。

広島にいる子供たちは、いつ原爆を落とされたのか、みんな知っています。

きっと生まれたときから、話を聞いていたのでしょうし
学校では平和学習もするからです。

小学校三年生の私は、ほとんど知らなかったんです。広島に引っ越した時は。

それが、周りの子たちは、みんなよく戦争のことを知っていて驚きました。

原爆資料館も、みんな行ったことがありました。

今思い返すと、衝撃が大きく、見ていて辛くなるものばかりでしたが
子供のときに、当たり前に過去のことを知るというのは
とても良いことだったと思います。

誰が悪いとか、そんなことじゃなくて
戦争なんて、してはいけない

ということが、よくわかったからです。

残酷な現実を知って、こんなことをまたやってはいけないと。

毎年毎年、夏になると平和学習があって、戦争の映画を見て
トラウマになるレベルで怖かったです。

まあ、そこまで怖いのを観る必要があるかどうかは、わからないけどね。

でも、関東にずっと住んでいたら、全く触れなかったであろう感覚でした。

広島にいたときに、長崎にも旅行をしたので、そちらでも資料館などを見学しました。


中学一年生で、関東に戻り
高校の修学旅行でまた広島に行きました。

全部、知っているところを周った修学旅行でした。

もちろん、資料館にも行きました。

同級生にとっては、初めて目にする原爆、戦争の色々。

ショックを受けた人もいたようです。


私は、今からは、もう見に行けないなと思っています。

ショックが大きすぎて、具合悪くなりそうだから。

子供の時のほうが、ストレートに受け入れられたみたいで、大丈夫だったんですが。

そういえば、私の母も沖縄のひめゆりの塔に行ったら
長くいられなかったと言ってました。


洗脳はいけませんが、子供の時に戦争のことを知るのは、いいことだったなと思います。

当たり前に、
平和な世界が
一日も早く実現するように祈ります。

コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る