怒りは、ちゃんと出した方が良いですよって話。
怒りに限らず、自分が感じた気持ち、感情は自分で認識して
外に出した方が良いと思います。
自分の気持ちを自分が無視したり、
そんなこと思っちゃいけないって否定したりしないで
私は今こう思ってるんだって、受け入れるのがまず大事ですね。
私は、若い頃はよく怒っていました。
でも怒るのはとても疲れるし、ネガティブを吐き出すのが嫌だし
(自分に嫌なことが返ってくると思うしね)
私に怒られる子供にも悪いな、と思ってから
あまり怒らないようになりました。
でもね、これは我慢して怒らない、という選択だとまずいのです。
怒ることは悪だから、怒りを我慢しようとなると
それは自分の中に溜まって、病気になりますね。
その前に、溜まった怒りが大爆発なんてこともありますね。
はじめから、怒りを感じなくて怒らないなら良いんですけど
我慢は良くないです。
怒ることは醜い、私は良い人になりたい、優しい人でいたい
って、良い人を演じるために我慢していたら、無理が出ます。
人ってね、良い人に思われたいんだって。
(そうじゃない人もいるでしょうが)
私は立派な人に近付きたくて、怒りもあまり出さず
いつも穏やかにいて、弱音も吐かず
嫌なことがあっても愚痴も言わない
そんなことをしていた時期もありました。
宮沢賢治の雨ニモ負ケズみたいですね。
(関係ないけど私、誕生日が同じなの)
けどね、自分に嘘をつくのは一番いけないことだったとわかりました。
素で、いつも穏やかでニコニコしてて、愚痴も不平不満も出ない
優しい女性でいられるのなら、それは素敵です。
けれど、私は「嫌だな~」と思うことも、腹の立つこともあるし
泣きたくなることもあります。
生きていれば、そんなこともありますよね。
当たり前。
だって、それも経験したくて生まれてきてるんですから。
人に怒りをぶつけるのは違うと思いますが、「なんでよ!」って一人で突っ込むのは、良いと思っています。
そうやって、自分の気持ちを小出しにしていく。
時には「私はこのくらい怒っている」と相手に伝えることが必要な場合もあるかもしれませんけど
その時は、あくまでも攻撃ではなくて、伝えるってことね。
それで関係が改善するのなら、それも良いと思います。
我慢が一番良くないですから。
今は、だんだん腹の立つ出来事も減ってきて
(どうでもいいって流せるようになってきたり、背景を想像できるようになったりして)
怒り自体が減りました。
怒りも愚痴も不平不満も泣き言も
人にぶつけず、自分一人で吐き出して、さようなら〜
が最適解かな?と今は思っています。
人間らしく、色んな感情を味わうのも、きっと貴重な経験なんですよね。
怒りの話をきいて、そんなことを考えました。
私のつぶやきです。
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