ヒプノセラピーとは、催眠療法のことです。
なんか、テレビで見るような催眠って、マジックみたいで胡散臭くて
人を操れてしまうようなイメージを持っていたんですけど
実際は、全然違いました。
そもそも、療法というだけあって、自分の心を癒やすためにすることですから
人にコントロールされたりしません。
その時の自分にとって必要な記憶を辿り、自分の隠されていた感情を出して
自分でどのように捉え、どのように考えて行動していくか
ということなのかなーと、経験してみて感じました。
催眠と言っても、眠った状態ではなく、ぼーっとして
頭にイメージを描いていきます。
イメージが浮かぶので、自分が創り出してるのかな?とも思うのですが
想像も及ばないような場面や景色、登場人物が出てくるので
やっぱり自分が作ってるわけじゃないのかなーと不思議でした。
私の場合は、初めは幼い頃に住んでいた家のイメージが出てきました。
すっかり忘れていた景色。
家の中から見える庭。
本当に忘れていた景色で、思い出すこともなかったので、びっくりしました。
しかし、そこでは特に何もイメージは進展せず、もっと記憶を遡ります。
空の高いところから、海や島を見下ろしていました。
飛行機から見える景色のようでした。
場面が変わって、地上に来ました。
すごーく古い時代のようでした。
遠いヨーロッパのようです。
ここから、私は過去世を見ていたようです。
過去世から持ち越した私の課題を、その時、学んで乗り越えようとしていたのでしょう。
いくつかの場面を見て、突然泣き出したりして、自分でもびっくり。
登場人物も、姿形は違うのに、この人は今の父親だなあってわかったり。
過去世でも、縁があったのでしょうねえ。
そして、後からわかることですが、このとき出てきた重要な登場人物の一人は
今の夫だと思っています。
不思議ですねえ。
このセラピーは、今の私にも必要なイメージを見せてくれていたようです。
セラピーでは、過去世の自分を今の自分が慰め、今の私は、しっかりと前進していこうと誓ったのでした。
今思い出しても、とても不思議な体験でした。
これを本当だと思うか、ただの想像だと思うかは自由ですが
その時の自分にとって、必要なものだったのだと思います。
今またヒプノセラピーをやってみたら、違う過去世が見えたりするのかな?と
ちょっと気になります。
ちなみに、ヒプノセラピーは必ず過去世が出てくるわけではなく
幼い頃の記憶の場合もあるそうです。
退行催眠なので、どこまで退行するかは、人それぞれ、その時の必要な時点だけみたいです。
不思議な体験を思い出したので、書いてみました。
自分で自覚してない記憶ってのも、興味深いなーと思っています。
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