と書いてあったのを見て、思い出しました。
私が子供の時のことですが、祖父に8ミリフィルムを見せてもらったことがあります。
VHSよりもずっと前のもの。
文字通り、8ミリ幅のフィルムが円盤状に巻かれていて
祖父の応接室で、映写機で映し出しました。
音は入っておらず、モノクロの映像のみ。
この8ミリフィルムは、父と母の結婚式を撮影したものでした。
映写機なんて、そんな昔のものがあるんだ〜って思いましたが
1960〜70年代に、普及したものだそうですね。
祖父は機械が好きだったようで、そういえばワープロを使っていたし
ケーブルテレビを契約し、好きな番組をビデオ録画したりと
年齢の割には、機械を使いこなしていたように思います。
娘の結婚式だからと、張り切って撮ったのでしょうか。
祖父から、8ミリを見てみるかと言われ、再生してもらったものの
映写機が古くて、数分で機械が止まってしまいました。
多分、壊れてしまったんですね。残念。
それでも、母がウェディングドレス姿で入場してくるところを見られました。
母はきれいでしたよ。
ドレスは、父の母(私の祖母)が縫ったもの。
祖母は洋裁の先生だったので、お嫁さんにドレスを作りたかったのですね。
母は自分の好みではない、スレンダーなドレスだったため
とても不満だったらしい…。
でもねえ、姑が作ってあげたいって言ったら断れないよねえ。
私の目から見ても、きれいでしたけどね。
今は気軽にスマホで動画が撮れますけど、当時は
映像が残っているなんて、ちょっと貴重だったんじゃないでしょうか。
今はもう、残っていないかなー。
もし残っていたら、8ミリフィルムも、DVDに保存できるらしいので
また見ることができるのですが。
祖父の撮影した映像に、祖母の作ったドレスと
若き日の父と母。
なかなか良いですね。
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