母親は、自分をこの世に生み出してくれるという、多大な協力をしてくれた
大変、ありがたい人物ですね。
たまに、「生まれたくて生まれたんじゃない」というセリフを耳にしますが
そんなことないんですよね。
人間に生まれたくて、お母さんに頼んで、産んでもらってます。
そんな母に、昔
「娘がどんな彼氏を連れてきたかで、子育てが成功したか、失敗したかわかる」
と言われたことがありました。
それは、どういうことかというと
私のことは、「子育て失敗だ」と思った
ということでしょうねえ。(笑)
その後、離婚してますし、大失敗ですよね!
その理論だと。
それを聞いた私はどう思ったでしょうか。
人を失敗とか成功とか、そんな評価するなんて、失礼すぎる!
そもそも、子供は親によって100%作られているわけではないですから
「自分が娘をこんなふうにした」と思うのが、図々しいな、と思ったんですね。
私には私の、生まれ持った魂があり
自分なりに生きてきたので、それを失敗とか、人に評価されるのが何とも…。
もちろんね、親の接し方が、子供の成長や性格に大きく影響するのは
本当だと思います。
だからこそ、私も気をつけています。
子供には、子供本来の、持って生まれたものがありますよね。
それぞれ。
そこに成功も失敗もありません。
子供は、もともと素晴らしいんです。
また、連れてきた彼氏だってそう。
その人を見て、失敗とか…失礼極まりないよ。
自分の好みじゃなかっただけでしょ。
まあ、結局は、自分の思い通りにならなかったから
人のことを失敗とか言ったんでしょうねえ。
今は、母はそんなこと言いませんし、そういった考えもしていないと思います。
離婚は悪いことだ!という考えも、変わったでしょうし
私のお陰で?価値観は大きく変わったのではないかなと思います。
私も、当時は母を憎たらしく思いましたが
それも、役割としてやってくれたことだと思います。
生まれる前にね、私のために、嫌なことを言う役回りを担当するって
決めたんだと思います。
この人生において、私のために、私に色んなことを気づかせるために
敢えて悪役を引き受けてくれた人。
いっぱいいますねえ。
そうやって、お互いに関わりあって
私も誰かにとっての悪役をやっているのでしょうね。
そう思うとちょっと、気持ちが楽になるかな~。
特に家族は、関わりが多いので、そんなふうに役を決めてるんでしょうね。
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