Yo's barへようこそ!

当店にて日常の些細な事や感じた事を楽しく語っていこうと思っています。

ちょっとジャズの話!

2009-09-23 07:52:06 | 日常細事
 先月の山野ビッグバンドコンテスト(YBBJC)の報告記事が
10月号のジャズ雑誌にいくつか掲載されています。

当ブログでもスイングジャーナルを紹介させていただきました。

いくつかの記事の中で「純正スイングVs非スイング」というコメントが
気になりました。
”純正スイング”とはカウント・ベイシーやエリントンのフォービート。
ジャズそのもののスイング感のこと。
”非スイング”とは純なフォービートとではないスイング感のこと。
 (シンフォニックジャズと表現している記事もありました。)
今年のYBBJCはその傾向がはっきりしたものだった。

司会の国府弘子さんが当日、純正フォービートを聴くとホっとする。
というコメントがあったようでですが。
YBBJCに主演するビッグバンドは純正フォービートオンリーでは
なかなか上位に食い込むことが難しい~

スイング感に注目すると全てのバンドがスイングしていました。
特に上位入賞を果たしたバンドは全てメンバー全体が揺れていて
スイング感溢れる演奏でした。

審査のポイントは純正Vs非ではなく。
”リアルスイング”を追及すること。

これからのジャズミュージックはここがポイント!

進化しています。

ジャズミュージックの領域だけでは語れない
全ての音楽がボーダーレスになってきたのでしょう。