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ボクらの時代パート57

2010-12-12 08:15:11 | 日常細事
ボクが本を読み出したのは20代後半から
それまでは、それほど本に魅力を感じていなかった。
本を読むよりも、今自分に起きている事に興味があった。
活字症候群に陥ったのは30代になってから。
本が手放せなくなった 時期がありました。

今日のトークは売れっ子小説家の3人トーク。
五木寛之さん北方謙三さん、宮部みゆきさんの3人に共通する事は
とにかく文章にスピードがあってつい小説の中に引き込まれてしまうこと。
それと文章を書くエネルギーが衰えないこと。

ちょっと前まで北方の「三国志」「水滸伝」を通勤時に読んでいました。
五木も新刊が出るとつい買ってしまう、宮部も同じくです。
ストーリーが面白いのはもちろんですが、ずば抜けた文章力には驚きます。

「小説家は文化的リーダーではなくなった。」
最近の文壇気質を語っていましたが
彼らには今の小説家達にはない物を持っているような気がします。

話題の”水嶋ヒロ”さんの2作目を期待したい。
高学歴・バイリンガル・普通が横行する文壇にやや批判的な感じでした。
しかし、小説の世界もこれから変化していかなければいけないのでしょう。
電子書籍元年と言われています。
本を読むスタイルも大きく変わってくるのでしょうか。