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「病原体」 と 「共生」

2020年02月02日 | 医学・健康
 感染症とは、生物らしさの順に、寄生虫・カビ類(真菌)・バクテリア(細菌)・ウイルス・プリオン(感染性蛋白質)等の病原体が、「宿主」に感染する事により生じる病的反応の総称です。「宿主である人間」に対して病的反応を起こさない「乳酸菌・納豆菌(バクテリア)」等は、体調が良い方向に変化するので「感染症」とは言いません。「宿主」の都合によって善悪が決められます。

 サナダムシは寄生虫と言われていますが、人間の体内で「抗アレルギー物質」を分泌する可能性が研究されていて、寧ろ「特効薬」になるかもしれません。キタキツネに「寄生」すると言われる「エキノコックス」も、若しかするとキタキツネと「共生」しているかも知れません。

 「エキノコックス」はキタキツネ等の体内で成長し卵胞が糞と共に排出され、他の動物に取り込まれます。卵は0.03mmの球形なので目では見えなく、何かの拍子で人間の体内に取り込まれると、成虫になり10~15年ほど体内に留まり悪さをします。

 人間に対する感染症の寄生虫( エキノコックス、カイチュウ、シラミ等)は間違いなく生物に見えますが、プリオンは単なるタンパク質で生物ではありません。「ウイルス」は「生物」と言えるかどうかは微妙です。

バクテリア:細胞膜を持つ原核生物。
ウイルス :タンパク質の殻とその内部に入っている核酸で出来ていて、生体膜である細胞膜も持たない。

 「バクテリア」は細胞分裂等によって増殖しますが、「ウイルス」は自身だけでは増殖出来ないので他の生物の細胞を利用して増殖します。若し、「ウイルス」が、他の生物を利用して増える事を以て「動物」と言えるのなら、ウンチ君も動物を利用して増えるので「動物」と言えるかもしれません。

 また「ウイルス」が遺伝子を有する事を以て、単体で「動物」と言えるのなら、多細胞動物は「単体動物」の集合体と言え、人間は動物の集合体になります。生体内に住んでいるマクロファージは病原体ウイルスや細菌を貪食する為に体内を自由に移動する細胞なので、生物に共生する「細菌」と言えるかもしれません。

 ミトコンドリアは生体細胞(真核細胞)の一つ一つに住んでいて、細胞にエネルギーを供給していますが、元々は別のバクテリアで他人の細胞と共生することで生き延びてきたと言われています。それよりも、そのバクテリア自身が、もしかすると「ウイルス」と共生していると言えるかもしれません。

 今回の「武漢ウイルス」も変異を繰り返し人体細胞に憑りついて、新人類が誕生するかも知れません。「北京原人」の次は「武漢新人」の誕生か?


2 コメント

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Unknown (みゃー大工)
2020-02-02 10:37:40
ウンチ君は、ちがうだろーw

何時も楽しみに拝読しておりますm(_ _"m)
(二重投稿になっていたら、スミマセン)
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Unknown (yk-soft-85)
2020-02-02 11:08:18
やっぱりねw
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