オメガねこ

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「簡易生命表」 と 「コロナ騒動」 ②

2021年09月27日 | 医学・健康
 【東洋経済ONLINE】新型コロナウイルス国内感染の状況のグラフを目測した値なので概数ですが、

 波 :  期間 (致死率):死亡/陽性確認数(1日当りの期間平均)
第一波: 4~5月( 高 ):20/400
第二波: 8~9月( 低 ):10/1200
第三波:11~2月( 中 ):70/4000
第四波: 4~6月( 中 ):90/5000
第五波: 7~9月( 低 ):50/15000

 先ずは、日本の現在を「第五波」とするならば、「第一波(4~5月)」は「コロナ騒動」ではなく、間違いなく「コロナ禍(致死率が高い:概算5%)」です。他は致死率が小さく「コロナ騒動」と言え、収束中の「第五波」である現在は「コロナ騒動第4波」です。

 ちなみに、「COVID-19」による日本での全期間の致死率は1.03%で、世界全体では2.05%です。また、日本人全体の年間死亡率は1.04%なので、これを「日本人病」とすれば、その(年間)致死率は1.04%と言えるかもしれませんww

 つまり、日本人全員感染しても医療体制が整っていて、しかも「人口動態が例年並み(統計上は死者数が減少した)」ならば、(日本人にとっては)「武漢風邪はただの風邪」と言うことが出来ます。これは
前回の「簡易生命表 と コロナ騒動」で示した通りです。

 それはさておき、「第三波」は長期間なので、変異株による「波」が重なって「合成波」を構成した可能性も有ります。つまり、総て目測に過ぎず「科学的根拠」は有りません。これらを含めて、私は「騒動」と呼んでいます。

 
【2019年簡易生命表】を見ると、例えば、80才の男性は「10万人当り年間4493人死亡」するので、これを「八十男病」とすると「(年間)致死率は4.5%」になります。年齢と共に死亡率が高くなるのは、細胞分裂のたびに、遺伝子を守る「テロメア」が短くなるからではないかと考えられていて、早死にする人は「テロメア」に関する疾患があるかも知れません。

 それは兎も角、「第一波」の致死率は概算5%なので、「第一波」の状態が1年間続いた場合(致死率は同じとする)、「八十男病」よりも危険な感染症と言えます。二十才の人が「八十男病」と同じ致死率ならば「恐怖に慄く」と思います。

 同様に、「第五波」の致死率は0.33%なので、「五十四男病」よりも安全な感染症になります。つまり、平年で54才の男性が死の恐怖に慄く姿を想像するのと同じです。そんな人を見た事が無いので「笑い話し」の類です。但し、簡易生命表は一年間の死亡率ですが、「PCR陽性者」はもう少し短い期間に死亡するかも知れません。それでも、コロナに感染していない「54才の男」は間違いなく「死亡率0.359%」の運命を背負って、普通に生きています。勿論、80才の男性に対しても同様に、私が見る限り、死に対する恐怖心を抱いてるようには思えません。

 但し、感受性の高い人は「他人の恐怖心」が見えて、その心優しさから「自分事」と捉えるかも知れません。それが「心神耗弱」に繋がり、「病は気から」の如く、更なる重病に罹らない事を祈ります。



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