Fitteの倉本です。

BB30の改良について(電装フレームバージョン)

両側から優しく支えて(2013年のブリヂストンアンカーのカタログ君が頑張っています。)

黒い部分を切り落とす。




手持ちの道具ではドリルが一番効率的にできるので、ドリルで抜いてミ二ルーターで削り落とす。




ヤスリ掛け。
多分「金鋸」でやると角が圧入の時に歪みそうになると思われたので、、、。




これをBBに挿入圧入して接着すればOK




穴に指を入れています。
今回の穴の周りには毛が生えておりません。(前回参照)



さらに別アングルで、穴に指を入れています。

BB30を68ねじ切りにする技でした。

音鳴り対策には筒状にして両サイドで支持するのが一番だと考えております。
左右別々の片持ちベアリングはどうしてもベアリング接触部分が歪んで音が鳴ります。

この作業は挿入&接着時にいい汗かきます。
本当の事を言うとかかきたくない類の汗汗です。

フレームの穴とスリーブの穴がカーボンフレームのバリ部分も含めてほぼ完璧に一致させなくては、、、。
FD用コードの穴は要らなかったかもしれませんが、ジャンクションに負担をかけないように(外れないように)引き出すためには有効かと思います。

フルオーバーホールの3倍くらい疲れました。
もう2度とやりたくない作業の一つかも、、、。
簡単じゃんと思っていましたが、実際にやってみてフレームを買っていただいたお客様限定で、どうしても音が気になる方限定で作業をさせていただきます。
個体に合わせた作業になるのでそんなに簡単ではありませんでした。
外注さんのお見積もりで、スリーブ持ち込みで穴あけ&圧入&接着&コード通し¥50,000と言われたのが分かりました。
まあそのぐらいの覚悟でお願い致します。

現在FITTEではオーバーホールのご予約が2ヶ月以上先となります。
部品を外して掃除して組み付けるだけだとかえって悪くなる部分(フレーム)も有りますので、できましたらお掃除はご自分でなさって頂けるとありがたいなぁ~と思います。
以上宜しくお願い致します。

ブログランキングに参加中です。宜しかったらクリックして応援の程お願い致します。m(_ _)m↓

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「#TIME」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事