天才少年が天才のまま大人になることは稀です。
「何で!」=神童が誕生したのか?神童になれたのか?その能力はいつまで続くのか?能力は社会で開花するのか?等々全て、手に取るようにわかります。
「15歳で司法試験に合格した中学生も! 高2で相対性理論を理解した天才児も!」という内容の記事を見つけました。
紹介します。(週刊現代より抜粋)
「'98年春、千葉県在住の高校2年生・佐藤和俊さんは、新聞各紙、テレビ各局で大々的に取り上げられた。それは日本初の「飛び級」で千葉大学工学部に入学を果たしたからである。佐藤さんは、千葉大学が行った物理学の分野で優秀な人材を募集する「飛び入学」選抜に合格した天才少年だった。」
いまや37歳となった佐藤さんは、現在の仕事についてこう語る。
「トラック運転手をしています。時間は不規則で、朝の3時から走り出すこともありますね。ただ、日曜と祝日は休みなので、家族と過ごせる時間がきちんとあることがありがたいです。」
佐藤さんは千葉大学大学院修士課程を終えると、宮城県にある財団法人の研究所で研究職に就いた。だが、昨今、大学院を出ても研究者として安定した職を得るのは困難ということで今の職を選んでいるそうです。
「‘91年、司法試験一次を史上最年少の中学3年生、15歳にして合格した三好正記さんも、当時大きな話題となった。
三好さんは司法試験に専念するために、高校は単位制に進んだ。高校では法律ではなく、コンピュータに興味を持ったという。高校卒業後はITの会社を起業した。
だが、三好さんが立ち上げた会社は'16年に解散していた。本誌は自宅や実家を訪ねたが、いずれも転居しており、近所住民は誰も三好さんの近況を知らないそうです。
「'91年、6歳の幼稚園児・竹下龍之介さんが書いた童話『天才えりちゃん金魚を食べた』が福島正実記念SF童話大賞を受賞。竹下さんは4作の童話を発売し、累計100万部を超えた。だが、'95年以降は絵本の創作活動はしていない。
その後の竹下さんは慶應大学法学部に進み、司法試験に合格。現在は離婚問題に強い弁護士として活動している。神童時代とは違う道で努力を実らせているそうです。
「'04年に日本漢字能力検定の1級に当時の最年少記録である11歳、小学5年生で合格したのが、岐阜県在住の鈴木太郎さん(25歳)である。漢検1級は合格率約10%前後という難関である。」
鈴木さんはこう振り返る。
「それ以前は影が薄い少年でした。でも、テレビ出演や新聞での紹介のおかげで、学校の中でも一目置かれるようになったかもしれません。」
鈴木さんは高校3年生のときには国際地理オリンピック日本代表にも選ばれた。そんな鈴木さんにも挫折の瞬間があった。
「国際地理オリンピックに世界中から集まった高校生はとてつもなく優秀でしたね。『自分が神童なんてとても言っていられない。』と感じました。まったく歯がたたない同世代がいたことを知ったそうである。」
(途中略しています。)
突出したIQ、末は博士か大臣かと囃された神童ですが、人間の生き様について、判っている立場で言えば、そのようなことにはまずなり得ません。
どちらかと言えば、人生のスタートは、徐々に尻上がりというパターンが成功を収めるケースとしては多いのが現実です。
人生のスタートから終わりまで、スターでいるには、小生の理論が不可欠です。
自閉症などのお子さんの治療を通してつくづく思い知らされています。
こんな些細なことが原因で発病し、こんな簡単な方法で治癒している現実があります。
※ 治癒しているお子さんの多くが、今までのお子さんとまるっきり違うスーパーお子さんに生まれ変わっています。根本原因が解っているからなせる術です。その後の子育てが楽しみでならないと喜んでいただいています。発達障害で悩んでいたお子さんが、難関大学目指して着実に成長しています。
結論として、小生の理論が活かされない限り、元天才少年の「その後」はさまざまとなります。
地球上で最強の能力をいただいている田舎のおじさんでした。