薬をいくつも服まなきゃいけない病人めいた生活を、振り払いたかったんだと思う。
一度目は、薬を止めて数日後には顔がパンパンに腫れ、破裂するのではないかと思った。
2度目は年末年始で病院が休みになってしまい、残りの錠を数え、手持ちのカロナールなどでなんとか騙し騙しやり過ごした。
2度とも、結局病院に助けを求める電話をして、駆け込むことになった。診察は予約制。枠はいっぱいでお忙しいところに、「すぐに来れますか?」と受け入れてくださった。優しい先生。
本当にすみませんでした。
2回失敗してからは、減薬を諦めた。
セレコキシブがないと、症状が1.5ヶ月くらい後戻りしてしまう。歩くだけでも振動が骨に響いてくる。普通に生活できるようにしてくれる薬の効果に感嘆。
このことから、大きなケガや病気の時の薬というのは、ギリギリやピッタリの量をもらうのではなくて、万が一に備えて少し余裕を持って出してもらうものなんだと知った。(こんな身に迫る症状になったこと、なかったから知らなかった。)