中国・雲南省の村に住む14頭の野生の象グループが
新型コロナウイルスの影響により泥酔したとの事。
地域一帯の村は14日間に及ぶ封鎖が行われたため
人々は家に閉じこもり、商店も閉店。
当然、農業も休業状態に陥ってしまったため
従来、優しい人々から餌を与えられていた象グループは食料が途絶えてしまい
これではいけない!とばかり、大人しく暮らしていた自身たちのエリアを離れ
世の中では一体何が起きているのかを確かめるため、村を徘徊するようになった。
その後、腹を空かせた象グループは餌となるトウモロコシ納屋を発見し
グループ全頭が納屋へ押し入り、30㎏あったトウモロコシを完食。
さらにトウモロコシを原料としたワイン貯蔵庫に有ったワインの数々をパオーと雄たけびを上げ
鼻で叩き割り、すべて飲んでしまった結果、泥酔してしまった。
専門家によれば、象はアルコールを含む熟した果物を好む傾向があるそうです。
村人たちが突然いなくなり、餌を貰えなくなってしまったら
農地を荒らすか、食料置き場を見つけて食べるしか方法は無いですからね。
かわいそうな話です。
むしろ、中国に野生の象が存在していたという事に驚きを隠せません。
ちなみに、日本の上野動物園は3月20日が開園記念日なので、本来であれば無料になるんですよ。
しかし、今月いっぱいはコロナショックの関係上休園なので残念ですね。