やきもの工房へ、最後に焼成してもらった器を引き取りに行かなければならない。多数の器が作業台の上にのっていた。最後の施釉作業だったから、新しい試みの作品をいくつか仕上げた。まあまあの仕上がり。一つ一つの器を新聞紙でくるみ、手持ちの大型バッグにしまった。帰りがけ、共に陶穴?ョした若者と近くの小料理屋へ向かった。
毎週、やきもの作りの仲間たちとはランチを楽しんだ。もう、これでおしまい。でもないはずだけど、なんか感慨深い。小料理屋でいただいた海鮮丼や小鉢やデザートは予想どおり、美味しかった。お店を出るときにはびっくりした。一緒に食事した若者が素早く、会計を済ませてしまったのだ。アレッとモタモタする私に、いいんですよと笑って、お金の受け取りを拒む若者。彼女なりの配慮に、私はありがたく甘えることにした。
経堂のお店からは歩いて、千歳船橋の自宅へ帰った。ちょうど、女子フィギュアスケートのメダル候補者たちの闘いが始まるところだった。期待された選手はその期待通りに滑る。凄い!ほとんど、ミスがない。そうなると、規定で獲得した得点をそのまま上積みして、金、銀、銅の選手が決まった。正直言ったら、日本選手が金メダルだったら、もっと嬉しいだろうね。でも、選手の実力がほぼ評価どおりに査定された気がする。素晴らしい結果だと感じた。それにしても、日本のフィギュア選手は男女とも6人全員が入賞したね。アッパレ!!!
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今日、受け取った器の底をやすりがけ