ヨーコのきまぐれ日記

2/11 ワイルドライスグラタンって、エッ、老人好み?

風邪で遅れてしまった夫の誕生日の祝宴を我が家で開いた。実は、誕生日当日にすでに小料理屋で、城野と酒と酒肴の祝宴を済ませていたのだが・・・今回、私は友だちから教えてもらったワイルドライスグラタンを作りたくて、お酒の飲めない私の両親を招待することにした。

ワイルドライスっていうのはカナダから輸入されている焦げ茶色のお米というより、奇妙な穀類である。まず、お湯にいれて50分も茹でる。さらに、180度のオーブンで45分も焼く。それでも、プチプチと歯ごたえのある噛みごたえが魅力の穀物である。

ワイルドライスとお米少々を茹でている間に、玉ねぎ一個とブラウンマッシュルーム1パックをみじん切りにして、たっぷりのバターで炒める。しかし、ブラウンマッシュルームは近所のマーケットにはなかったので、違う茸で代用した。ぶなしめじである。これは意外に茸特有の弾力がいきて、おいしかった。茹でたワイルドライスとお米を炒めた玉ねぎと茸に混ぜて耐熱皿に入れ、生クリームを1カップたっぷりかけて、オーブンで45分焼くと、ワイルドライスグラタンの出来上がり。グラタンといっても、小麦粉を炒めたり、ミルクを加えたり、おきまりのチーズがないぶん、シンプルな料理法である。加える塩・胡椒もほんの少しでいい。が、やたら、時間はかかる。そこのとこだけ、気をかければ、生クリームとバターで濃厚な味わいのプチプチグラタンが出来上がる。

年老いた両親を招いての宴となると、お刺身と煮込み料理のような献立に陥りがちだが、洋風のアレンジのほうが、どうやら、両親の舌にはピタリあったようだ。91歳の父はこれ、うまいなあ!と、ワイルドライスグラタンを何度もおかわりしていた。今回はまぐろのお刺身も薄切りにして、スライスしたアボガドと交互に重ねあわせたり、帆立貝の半干し貝柱はチーズを塗ったクラッカーにのせた。鶏肉はささみを豆板醤や酒や醤油に漬け込み、味つきのチキンカツにした。妹から届いた豪華な蟹のサラダも大好評だった。

友だちからもらったレシピどおりに料理したワイルドライスグラタン、若者たちに受けるのはあたりまえだけど、91歳と84歳の老夫婦を虜にしたんだもの・・・面白いでしょ?!

ワイルライスグラタン

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