ヨーコのきまぐれ日記

新しい春!

 両親と同居することがこんなに大変なことかと、私自身、驚いている。両親の無茶な要求はさらりと聞き流し、無理なことはしない・・・・そうするつもりでいるが、これがなかなかできない。気がつくと、激昂し、怒鳴っている。実に見苦しい。同居した直後、私は母の300を越える血糖値を知らなかったから、彼女の要望にはほぼ応じた。それでも、両親の食事の準備さえしておけば、私は自由に外出できた。そんなイキヌキは至福のひとときである。

 10月下旬の同居直後、『ヨーコちゃん、お茶をお願いネ!』に始まり、『柿をむいてちょうだい』『カルピス』『アイスクリーム』『チョコレート』『お煎餅』『ヨ―グルト』『ャeトチップス』と、ひっきりなしに、母の声がとんだ。こうした母の呼びかけはすべて、糖尿病悪化のひきがねだった。それよりも、一日に3度の食事と後片付け、洗濯を娘に依存したから、母親の足から筋肉が失せた。今は、生まれたての鹿の赤ちゃんよりもヨロヨロと虚弱な足どりである。が、問題は足よりも、劣ろていく頭のほうだ。

 もう自分一人で解決できる問題ではない。排泄の問題など、男親とは直面しにくい問題にどう対処していくべきか、介護支援事業者に相談したいと考えている。古い家の解体や新居建設の資金を担う母の力は評価している。事業に失敗した父の負債を幾たびも負担しなければならなかった母の労苦を思うとなおさら。でも、今は設計にも参加した新居で暮す春を考えよう!そのための協力は惜しまない。約束するからネ。




弟からの米国土産はバーボン
と牛干し肉(ビーフステーキストリップ)
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