昨日、朝食用に、新キャベツをエリンギや縮緬雑魚と炒め、別のフライパンで牡蠣をこんがり焼いた。そして、妹が届けてくれた楕円のお弁当箱に、干し貝柱の炊き込みご飯を詰めて、二つのフライパンで調理したおかずを盛り、近くに住む妹の家へ届けた。妹が調理してくれた桜やつくしを盛った春らしいお弁当に比べると、私が用意したお弁当は茶系の地味な彩り。晩秋の趣といった感覚かな。 ところが、今日のトールペイント講習会に、奥田氏が調理されたお弁当は春爛漫・・・海老を挟んだ蓮根、桜の花の塩漬けを飾ったもち米しゅうまい、ズンダ餡がたっぷり絡んだ里芋、桜の飾り棒に挿したローストビーフ、カレー味のカリフラワーや新玉ねぎなど、いずれもトールペイント講習会に集う講師と生徒たち7人が食を楽しんだお弁当だった。デザートはアップルパイ。口惜しいのは、お弁当の写真を撮ることを、私がすっかり忘れたことである。 彩り悪い私の調理弁当 中庭の桜が咲きだした。