ヨーコのきまぐれ日記

書類ケース

 毎月一回開催のトールペイント講習会に出席すると、当日、もしくは、翌日には制作途上の絵に補正の筆を入れたり、宿題があれば、即、着手する習慣がある。トールペイントの宿題は用意された木材の地塗りがメインで、時には、下絵を描くこともある。根気のいる作業で、一種の勢いがないと、やりとげるのが難しい。一昨日、手渡された書類ケースは一冊の書物の形状で、全体を黒く塗り、本のページ部分を白く、縁取りは金色に塗るのが宿題だった。ドアストッパーを仕上げたら、古色蒼然といった趣の絵画を書類ケースに描く予定・・・



 書類ケースは意外に重要な容器だと認識したのは、城野の急逝以降のことである。気持ちの上ではしっかりしているつもりだったが、ふだんの暮らしぶり、配偶者に依存していた自分に驚いた。何事も自分で決めて、自分で手続きして、手許に残る書類を管理。書類ケースと未決データを収納するペンディングボックスが必需品になった。自分の生活だけでなく、自分の親に関与する書類も手許に集まり、必要に応じて、提出を要求される。うすらぼんやり暮らした数十年の歴史から、管理業務の世界へと引っ張り出された気はするが・・・まだ、整理や手配が必要な分野だと思う。




床にたてた黒い書類ケース
とテーブルに置いたケース
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