熱い珈琲を一杯

　今日はバスで、千歳烏山にある整形外科へ向かい、診察を受けた。病院は旧甲州街道沿いにある。駅から近い。なのに、歩幅の狭いトロトロ歩きだと、母を訪ねて三千里にも匹敵する距離に感じた。途中の珈琲ショップに立ち寄るにも、珈琲をのせたトレイを運ぶ危うさに、つい、足がすくんだ。老いた父が珈琲ショップで転び、頭をカウンターにぶつけて、救急車で運ばれたことがある。おそらく、飲み終えた珈琲カップを返却するつもりだったんだろうけれど・・・



　休日の翌日だから、混雑を予想した整形外科だったが、意外に、待合室はガランと空いていた。すぐ、診察室へ呼ばれ、右膝に、ヒアルロン酸注射を打ってもらった。ヒアルロン酸注射は１、２本打った直後の即効は無いが、３本目を打つ直前には、効き目をじんわりと実感し、回復への期待が膨らむ。帰りがけ、迷うことなく、珈琲ショップに立ち寄り、熱いカフェオレを一杯飲んだ。烏山界隈をぶらつき、買い物を楽しみ、バスで帰宅した。



夕方、自宅から見た西の空