ヨーコのきまぐれ日記

旅の選択

 昨日は昼間、旅友だちとワインを飲みながら、旅のプランを練った。お互い、やや病弱な夫をかかえる身、そう長い旅に出ることは無理だろう。ある程度、候補を絞って、ウェブ情報で調査しようという話になった。昨年は春に、英国を訪れた。予想を超えて、豊かな国だと実感した。歴史の重みもあるけれど、春に芽吹く草木の豊かさが素晴らしい。気持ちのいい旅だった。

 最近、旅友だちと続けてきた年2回ペースの海外旅行は私側の事情(夫の入院)で、去年の秋は断念した。そのかわりといっては可笑しいけれど、クリスマス連休、退院した夫と旅をした。お互いに、病んで、老いて、乏しくなった体力をいたわるような旅だった。今も、坂道を歩くだけで、二人とも疲れて、共に、肩で息をすることになる。私には馴れたことだけど、おそらく、夫はそんなヒヨワな自分にびっくりしたと思う。

 旅友だちの提案もあり、私の脆弱な心臓を考えて、標高の高い場所への旅は避けてきた。昨夜、コロラド州の標高の高いスケートリンクで行われたフィギュアスケートの女子フリープログラムを見たが、滑り終えた直後、若手の村上佳菜子が腰を曲げ、喘えいだ苦しみ、よく理解できる。浅田真央が一曲滑り終えてもそのまま優雅な表情を崩さなかったのは、それだけの鍛練を積み重ねた成果だろう。米国選手たちの華麗な滑りも併せて、見事なフィギュアスケートをTV観戦した夜だった。




昨年、英国の庭園で撮影した写真
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