ヨーコのきまぐれ日記

山田詠美を読む

 昨日は両親とも自宅に居たので、2人を我が家へと昼食に招いた。二人は給食児童のように、残さず食べてくれた。午後は美容院へヘヤダイに行ったが、休みだった。予期せずに空いた時間で、読みかけの山田詠美の『ジェントルマン』を読み終えた。あらすじだけ述べたら、とんでもない話である。しかし、山田詠美の丁寧な筆致は凄い。見逃しがちな感情のきれっぱしを一つ、一つ掌にすくいとり、表現していく。心にひだがあれば、ひだがひろげられ、隅のほこり一つと向き合った気がする。

 男だ、女だといった概念を超えた人と人との関係は不可思議で、それゆえの均衡が続く場合はいい。しかし、シゲの恐賦エがまさしく現実となる結末・・・そして、花を剪定するユメの裁ちバサミと・・・・人間の空想力はとんでもない世界を彷徨ったのち、本を閉じて、ごく普通の日常生活にもどるから奇妙だ。

 夜はロンドンオリンピック予選サッカー日本対マレーシア戦をTV観戦。日本の若い選手たちは圧涛Iな力量をみせて、4:0で勝利した。シリアはバーレーンに負けたこともあり、次回のバーレーン戦に敗北しないかぎり、オリンピック出場の可能性がでてきた。嬉しいネ。




花一輪・英国の庭園で撮影
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