今日のリハビリは車椅子に乗って、病院内を一周したそうだ。でも、ベッドからそっと床に降りてみたら、自分の足はグニャッと力なく崩れたという。彼には驚愕だったが、リハビリスタッフや主治医には、そんなことは百も承知。かすかな運動でさがった肺への酸素供給量が90に戻るのを待って、今日のリハビリは終了したという。 ICUの個室から一般病棟へ移動してから、夫は週末を除く毎日、自分のベッド上で、深呼吸やボール投げなどのリハビリを受けてきた。それが、車椅子を利用した動きのあるリハビリへと変化していくのは嬉しいよね。筋力も、体力も、呼吸する力も弱くて、かすかな運動しかできないようだけど、彼にとっては素晴らしい刺戟だと思う。できたら、私もリハビリを見に行きたい。そう考えている。 食欲増進・・・あとは脚力が問題だね。 夫の病室から久しぶりに見た茜色の空。 昨日までは雲が奏でる鉛色の空模様。