ヨーコのきまぐれ日記

愛宕神社の鯉

 休日の朝、八重桜が満開だし、馬事公苑あたりへお花見に行きませんか?と、自分の実家へ電話した。最初に、電話に出た父は母に代わるから、ちょっと待ってと、母を呼んで、「ヨーコが花見に連れてってほしいそうだ。」と、伝えている。あれ~っ、私、花見のおねだりしたつもりはない。老いた両親をいたわるお誘いのつもりである。ところが、93歳の父は子どもがせがんでいるとの認識。いやはや、老人の暢気な対応には苦笑した。

 電話にでた母はそれなら、花みずきや八重桜がきれいな憲政公園へ行きたいという。ここの資料館で見たいものもあるしという。希望どおり、憲政公園へ出かけたが、公園内の食堂は休日だった。そこで、昼食は愛宕山でとることにした。頂上には高名なソムリエが経営する食堂があるという。愛宕山へ登るには階段だけでなく、エレベーターもある。むろん、エレベーターを利用した。

 食堂は外に木製のテーブルセットがいくつか用意してあった。ここなら、新緑がまばゆい櫻の木々の下で食事ができる。木陰のテーブルを選んだ。食後、両親は愛宕山頂上にあるNHK資料館も見たいという。憲政公園やNHKの資料館には祖父の残した業績の片りんが記録されているそうだ。母方の祖父は大好きだったけれど、父方の祖父は私が生まれた時には亡くなっていた。だから、私には興味のない資料だったが、両親には嬉しい発見があったようだ。

 愛宕神社でお参りした後、神社の池で鯉に餌をやった。小さな紙袋に入った餌を100円で買って、池のはたに近づくと、大きな鯉がいっぱい寄ってきた。餌をやると、鯉はパクパクと大きな口を開けて、餌を吸いこむ。まるで、性能のいい聡怺墲ェいっせいに聡怩ヘじめたみたいだ。まさに壮観。しばし、見とれた。両親とは別れた後、新宿西口の居酒屋に立ち寄り、しばし飲食。愛宕神社の鯉ほど大食漢じゃなかったと思うけど・・・

愛宕神社の池で餌を求める鯉たち。
色とりどりの鯉のあいまに黒い鯉
この池の黒い鯉は巨大サイズだ。




憲政公園はお堀端・国会議事堂隣り
ハナミズキ・八重櫻・つつじが満開
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