ヨーコのきまぐれ日記

♪サ~ティスファ~クショォ~ン!♪

 旅は大好きである。一年に5,6回旅する。ここ数年、学生時代の友人と年に2回、海外へ旅立つ。旅先の名所旧跡巡りもそれなりに楽しいが、現地の人々が買い物している市場やスーパーを見るのはもっと楽しい。今回、宿泊したのはパリの狭いホテルの一室だったが、近所のスーパー(コンビニサイズだったけど)を覗くと、仕事帰りの人々が夕餉の買い物をしていた。それがいい。どんなものを売っているか、丹念に見て廻った。香辛料の売り場で、手にしたのはエシャロットである。乾燥させて、砕いた状態で瓶詰めにしている。これは面白いと、購入を決めた。

 昔、カジキマグロの切り身を焼いて、醤油とお酒と生姜で味をととのえ、子どもに食べさせていた。ある時、訪ねてきた妹が生のエシャロットを微塵切りにして、パン粉とバターで炒め、一塩したカジキマグロに包丁を入れて、ャPットを作り、そこにエシャロットのパン粉炒めをはさんで、小麦粉をふり、フライパンで焼いた。息子が驚いたのをよく覚えている。この魚、お母さんがよく料理するのと同じものだよね。まるで、味が違うよときた。うん、納得!と応じるしかない。

 パリのスーパーでは、この他に、ビール、チーズ、サンドウィッチなど購入して、旅の初日の夜食にした。小さなホテルの一室で、友だちと分かち合う異国の軽食には満足した。お互い、わたしらの選択がうまかったと思っているはずだ。旅をしていると、私はたいていのものに満足している。ホテルの部屋がいまいちだなっとか、食事の味に不満を覚えることは少々あっても、とにかく、日常生活から離れて、旅ができるだけで喜ばしい。それ以上の贅沢は無用と感じるのだ。

 最近、旅友だちとは、アジアとヨーロッパをおよそ20ヶ国ほど旅している。体力のない私は体力満点の相棒にずいぶんとお世話になっているはずだ。それでも、旅を続けられるのは、共有する満足感のせいだろうと感じている。旅は愉しい。不満を申し立てる気はさらさらないヨ。♪サ~ティスファ~クショォ~ン!♪




セーヌ河クルーズ中,甲板から見たエッフェル塔
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事