熟睡の瞬間

　両親との同居を経て、彼らが食後のデザートとおやつ時間を園児のように仲良く、愉しむことを知った。彼らに欠かせないのは果物、ヤクルト、カルピス、ヨーグルト、レーズンとプルーン、それに、チョコレート、ャeトチップス、キシリトールガム、お煎餅にアイスクリームである。まるで、薬物中毒みたいに、あれこれと手許に置いて、食べる、食べる・・・柿を剥いて、お茶を入れて、化粧品や薬やボディマッサージクリームをとってと・・・赤ちゃんを世話するより忙しい。

　連休最後の日は父の誕生日だった。両親の希望でちらし寿司とアイスクリームのロールケーキでお祝いした。父は客が少ないのが不満らしい。来月になったら、米国に住む弟が来日するから、その時には中華料理屋でも予約して、お客さまをいっぱい招待しようねと、父と語り合う。相変わらず、母の歩行はヨロヨロしているし、父は深夜3時に目覚める癖がある。ここ4，5日、続いている。起きて、騒ぐわけではないが、寝かしつけるのに手を焼く。

　連日の深夜起床が響いたか・・・今日午後、参加したピラティスクラスで、気が付いたら、私は寝ていた。講師にそう指摘されて、素直にニッコリ応じたけれど、困ったものだね。床に敷いたマットに横たわりながら、瞬間、熟睡していたのだ。ジムを出た帰り道、両親が希望するお菓子を大量に購入し、家路を急いだ。さて、明日は両親宅改造計画にのって、さまざまな雑務に着手の予定。



陶結ｳ室「おいしい器」のブログを見たら、
今年いっぱいで閉鎖との情報☆哀しくて、
涙がャ鴻鰍ﾆ長皿の上に転がり落ちた。
てなことはないけど、どんぐりの実と葉。