ヨーコのきまぐれ日記

人工骨頭挿入手術

 母の骨折した左大腿骨頸部に、人工骨頭を挿入する手術は夕方、無事終了した。手術を担当した医師の説明では、心配した出血も少なく、手術中、輸血は必要でなかった。ヘモグロビン値も10を切ることはなかった。左大腿骨頸部をくるむ袋もしっかり縫い合わせることができたという。心配した骨粗鬆症は、91歳の骨にしては丈夫で、しっかり人工骨頭を挿入することができた。医師はパソコン画面にうつる母の大腿骨とチタンの人工骨頭のレントゲン写真を見せながら、説明した。

 手術後、母はICUで術後の経過を看ることになったという。驚いたことに、明日にはもう車椅子に座るトレーニングがICU内であり、翌日には病室へ移動するそうだ。医師はICUの書斎での説明を終えて、立ちあがると、弟と私を外へと送り出し、母の意識がはっきりしたら、顔をみてくださいと語った。私はそう聞いたが、弟はいや、そんなことは聞いていない。君の空耳かもしれないと笑う。病院は暖房が効いて、身も心もとろけそうなくらい暖かい。そのうえ、待ち時間がとんでもなく長~い。

 医師の言葉を信じて、待合室に腰を降ろしたけれど、待ち時間が長くなるにつれて、やっぱり、私の空耳だったかな?!と、すっかり、私は自信喪失。弟と私は病院を出た。いれちがいに、仕事を終えた妹が到着し、手術室とICU前の待合室に待機していたそうだ。おかげで、手術を終えた母と面会できたという。ホッ。看護師たちは、私たちの姿を捜していたそうだけど・・・・申し訳ない。明日、車椅子に座った母に会いに行くからネ。それまでのお楽しみ!




病院前のクリスマスディスプレイ
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