手術後、母はICUで術後の経過を看ることになったという。驚いたことに、明日にはもう車椅子に座るトレーニングがICU内であり、翌日には病室へ移動するそうだ。医師はICUの書斎での説明を終えて、立ちあがると、弟と私を外へと送り出し、母の意識がはっきりしたら、顔をみてくださいと語った。私はそう聞いたが、弟はいや、そんなことは聞いていない。君の空耳かもしれないと笑う。病院は暖房が効いて、身も心もとろけそうなくらい暖かい。そのうえ、待ち時間がとんでもなく長~い。
医師の言葉を信じて、待合室に腰を降ろしたけれど、待ち時間が長くなるにつれて、やっぱり、私の空耳だったかな?!と、すっかり、私は自信喪失。弟と私は病院を出た。いれちがいに、仕事を終えた妹が到着し、手術室とICU前の待合室に待機していたそうだ。おかげで、手術を終えた母と面会できたという。ホッ。看護師たちは、私たちの姿を捜していたそうだけど・・・・申し訳ない。明日、車椅子に座った母に会いに行くからネ。それまでのお楽しみ!
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病院前のクリスマスディスプレイ