横山専務の闘う営業日誌

福島県の不動産屋です、42歳で大腸癌を患って健康と日常の「当たり前」に感謝。闘う不動産屋として情報発信していきます。

福島県郡山市の夏祭り「うねめ祭り」について

2025年01月07日 13時34分46秒 | 日記

<うねめまつりとは?>

福島県郡山市では毎年8月1日2日3日と郷土の伝説である采女物語を主題とした「うねめまつり」が開催されています。

<采女物語とは?>

約1300年前、当時の郡山市へ奈良の都から葛城王が訪れ、その夜に王をもてなした里長の娘である春姫が見染められた

里は春姫を献上することを条件に、貢物を三年間免除してもらうことになった

春姫には、相思相愛の許嫁がいたが、里のために悲しみをこらえて別れた。

春姫は、王に大切にされていたが、恋人のことが忘れられず、猿沢の池畔の柳に衣をかけ、入水したように見せかけ、愛する許嫁の待つ郡山へ向かった

何とか里へたどりついた春姫だったが、許嫁は既に亡くなっており、あとを追って自ら命を絶った

郡山市のうねめ祭りはこの春姫の霊を鎮め人々の幸せを祈るお祭りとなっています

実は姉妹都市となっている奈良市でも采女物語が残されており、毎年仲秋の名月の晩に猿沢の池で「采女祭」が行われています

奈良市で行われる采女祭は、猿沢の池に身を投げた采女の霊を鎮める祭りであるのに対して郡山市のうねめまつりは、奈良から逃げて郡山に戻った采女が恋人を想って亡くなったことを悲しみ、その霊を鎮めるためのお祭りであります

昭和46年に郡山市と奈良市がこの伝説を基に姉妹都市協定が結ばれました

采女物語とは、郡山と奈良の2つの都市を繋ぐ壮大な恋愛の物語であります

<横山専務のコメント>

奈良では采女が亡くなったことを悲しむ祭りであるのに対して、郡山では死んだふりをして逃げて戻ってきた采女が許嫁の後を追って身を投げたことを悲しむお祭りである

というところが皮肉な話でもあり、2つ都市と2つお祭りが繋ぐ壮大な歴史物語なんですよね

踊り流しや浴衣コンテストなど多くのイベントや屋台が催される郡山市の夏の風物詩であるうねめまつりを楽しんで頂けると幸いです

 

 


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