4月19日に主治医を話あって抗がん剤の再投与を決めました。
オキサリプラチン(別名:エルプラット)+カペシタビン(別名:ゼローダ)⇒XELOX療法(ゼロックス)療法から点滴薬であるオキサリプラチンを省いて錠剤のカペシタビンのみを服用する治療法に変更しました。
カペシタビンのみの治療法は、カペシタビン療法という名前で一般的に実施される治療法の1つで、治療実績もある治療法となります。1回目の副作用が強すぎたため、1錠減薬した形でのスタートとなりました。
◎カペシタビン療法とは?
身長・体重から決められた用量を1日2階朝食後、夕食後に服用する。フッ化ピリミジン系という種類に分類される飲み薬。5-FUを改良した薬で胃がん、大腸がん、乳がんに対して使用されている。
カペシタビンは肝臓でドキシフルリジンに変換される、ドキシフルリジンががん細胞に取り込まれた後でがん細胞内で活性の高いチミジンホルホリラーゼによって5-FUに返還されがん細胞を破壊する。正常細胞に取り込まれにくいため、副作用が比較的少ないとされている。
主な副作用は、手足症候群、吐き気、下痢、便秘、口内炎、のどの違和感、味覚異常、手足のむくみ、めまい、倦怠感(だるさ)等・・・です。
〇1クール目の副作用など
1クールも終わり近づいた5月22日(日)までに発言している副作用などをまとめてみました。
①吐き気・食欲不振・胃の不調など
投与初日から発現、日数の経過とともに強くなり5日目ぐらいから何も食べたくなくなる。吐き気止めと2種類処方してもらったが、オランザピンは効いているのがわかるが、ドンペリドンは効いている感じが全くしない。吐くほどではないが、何も食べたくない、レモン系の酸味の効いたものを口にすると少し吐き気が軽くなる感じがした。胃の痛みについては5日目ぐらいに発現したた。
②味覚障害・口内炎・喉の違和感等口内の異常について
喉の付近から舌の半分がしびれて味がわからなくなる事象が発現した。味がわからないことが食欲不振にもつながった。口内炎については1週間経過後から発現した。
③下痢・便秘等の腸の不調
投与から10日前後から発現、お腹がゆるくなって下痢の症状もでた。トイレの回数が増加した。
④倦怠感等
強さの度合いはその日によっても異なったが、倦怠感が強いときは起きてることが難しく仮眠を取る必要があった。
〇副作用への対応等
抗がん剤の投与開始に併せて事前に主治医に想像される症状を相談して以下の薬を事前に出してもらいました。
①ランソプラゾールOD錠30mg※胃潰瘍の治療薬
②オランザピンOD錠5mg※吐き気止め
③ドンペリドン錠10mg※吐き気止め
④ミヤBM錠※整腸剤
自分で以下のものを準備しました。
①ビタミン剤・口内炎治療薬・各種サプリメント
②保湿剤
<横山専務のコメント>
副作用の中で強いのがやはり「だるさ」でした、3日目ぐらいまで運転と仕事を控えていました。ただ数日経過する中で1日の中でも強弱があることを見つけて午後から夕方まで仕事ができるようになりました。
また、ネット上でカペシタビンに関する論文などを読み漁ったのですが、尿から成分が排出されないと副作用が強く出すぎることがある・・・ということがわかり、カフェインと利尿作用のある食物を多くとるようにしてからだるさが軽くなったような気がします。
食欲不振と吐き気も辛くて食事は思うようにとれなくなりましたが、午後時間帯に少し身体が楽になるタイミングに合わせて食事の量を調節しました。
どの食べ物であれば不快感が少ないか・・・などを探すためにアイスクリームや饅頭、などいろんな食べ物で実験をしてみましたが・・・発見できませんでした。食べたいものや食べれるものを食べてみる・・・というのがやはり正解なのかもしれません。
手足症候群はめだったものが出なかったのは良かったのですが、手足が熱くなる感じ、保湿剤を忘れた時にチクチクする感じがすこしでたので油断はできないと感じたところです。
5月24日(火)~5月30日(月)までの休薬期間は好きなものをお腹いっぱい食べて満腹感を感じたいですね~
※追伸・・・またスマホからけたたましい音が鳴って最大震度5弱の地震がおきましたがほんとに生きた心地がしないですね・・・あ~~ほんとに嫌だ。