最近思う事・・・~3~
「言葉」について・・・
ことば【言葉】を辞書で調べてみた。
①人が音声や文字で意志を伝える表現活動。言語。
②「てにをは(付属語)以外のふつうの意味のある単語。
③話。文章。
④単語。語。
⑤話の内容。
⑥ある意味をあらわすもの。シンボル。
⑦いいかた。口ぶり。
⑧物語や小説で、人のいうことばのまましるした部分。
⑨かたり物・うたい物で、ふしをつけずに話をするようにかたる部分。
・・・と書いてあった
前回に続き言葉についてである
こういう仕事をやっているせいか
どんどん言葉がシンプルになり擬音化して行く
ただでさえ言葉のボキャブラリーやストックが少ないのだから大変~
僕の演出やワークショップを何度か受けた人はわかるでしょうが
言っている事が良く解らない。
書いている文字が何だか解らな~い・読めない(これは字が下手だからだ、ペン字習えよって感じ)
理解に苦しむ方々で一杯で・・・
「・・・2~3年は受けないと藍さんのコトバは理解出来ない~・・・。」
とよく言われる
もっとも、その手の才能があれば今のこの様な仕事をしてなかったであろうが・・・
今ではすっかり「見て・・・」と言って動いて伝達する様になってしまった。
身体表現のモノなのでストレートに体を使って伝えるのがもっともハッキリしているし手っ取り早いと思っていたが・・・
最近、やっぱり同じなんだという事に気が付いた
ある程度やっている人や感覚的に捉える方などにはとても有効だが
やはり人それぞれ、頭で理解しようとする人や脳で捉えようとする人・・・
千差万別である~
要するに共通言語は無いという事
だから先生とかはホント大変ですよね~
向こうからは一本だがこちらからは人数分ある訳だから
誰かが言ってたっけ
3人以上教えるのは才能がいるって・・・
とても解る~
個人レッスンや2~3人迄ならどうにかなるがそれ以上になるとある共通項を持たないとてんでバラバラのレベルの人達を一つにまとめるのは非常に難しい。
とはいっても上手くやる方もいるのだろうけど
話がそれそうなので元に戻そう
ではパントマイムの良さとはなんだろう。
昔、物書きの方がDAMちゃんの作品創りに協力していた時に言った言葉で
「・・・言葉が身体に転換した時、言葉はなんの力も持たないし無力だ~・・・」
という様な事、またこうも言った
「・・・ただ言葉はそれを壊す事が出来る・・・」
みたいな事も~
ふ~ん、たぶんそういう関係なんだろう。
ただジェスチャーするならしゃべろうよ
コトバで言った方が良いなら喋ろうよ
説明はいらない、やめようよ
マイムだからという前に表現としてそれ以上があるならそうしましょう。
そうして言葉で表現出来ないモノやしずらいモノまた説明出来ない所に身体表現の良さはあるのだろう。
ダンスや舞踏もそうだろうしもっと日常的なモノとしてパントマイムは存在するのだと思う。
みたいな所で時間となり続きはまた~