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「表現」について・・・
ひょうげん【表現】を辞書で調べてみた。
内面的・主観的なものを絵・記号・ことばなどにあらわすこと、また、そのあらわされたもの。表出。
と書いていた~
パントマイムに置いて表現をする為に一番必要なのは表現したい具体的なモノが有るか無いかで、これはマイムに限らず全てのモノに共通であろう。
もちろん漠然としたモノであっても問題ないが具体的な形にするまでに膨大な時間・稽古量が必要になってくる。
また何度かある程度創り慣れてくると一人でも全く大丈夫だが始めの内はなるべく指導者・協力者いた方が直よいだろう。
パントマイムは基本一人芸なので独りでコツコツと地道にやるのが得意または好きな方が向いていると思われる。
自分自身としっかり真正面から向かい合う為、自分自身について様々な発見や驚きがありそれが独創的なセンスの部分に繋がって行く。
しかし、そういうのが苦手な方が多いみたいで・・・
与えられたモノを器用にこなすのはとても得意なのだが(国民性かな~・・・)
「何でもいいですよ、自由にやって下さい。」というとからきし駄目な人がまだまだ多いのも事実~・・・
確かに前にも述べたが“自由”ほど難しいものもないが・・・
やはり日頃からそういう習慣・稽古をあまりしてないからだろう。
自分が受け持つ学校のクラスやワークショップなら必ずそういう所を徹底的にやるのだ・・・
とにかく時間がかかる~・・・
・・・又、生徒との根比べにもなってくるので消耗も激しいが、とても贅沢で有意義な時間だ~
自分も師匠や先生・先輩などにありがたくその様な指導して貰って現在が在るのだろう。
しかし、この世界に踏み込む迄その様な指導を受けた事が無い
とても大切な部分なんだが・・・
・・・そういう話しなって来ると指導者や今の教育の在り方の問題にもなってくるのでこれはまた別の機会に・・・
もちろん前にも話したが具体的に形に起こせるテクニック・技術が必要なのは当然の事で・・・
やはり基本は大切って事で続きはまた~