理化学研究所等の研究チームが、新型コロナウイルス感染後、目立った心疾患を発症しなくても心臓が持続的にウイルスに感染し、心不全のリスクが高まる可能性があるとの研究成果を発表
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) December 22, 2023
・近い将来、心不全の患者が急増する「心不全パンデミック」が起きる可能性を指摘
・これらに対策する必要性あり
下記報道よりhttps://t.co/hMKuCMppja
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) December 22, 2023
・一部の新型コロナ感染者で心臓が持続的に感染する可能性
・少量の新型コロナウイルスに感染したままの心筋の細胞は回復せず、持続感染により回復機能が弱まったとみられる
・『心不全パンデミック』に備え検査システムや治療法を確立していく必要がある
これとは別に、心臓の冠動脈の動脈硬化巣(プラーク)に直接感染するとの研究結果も既に存在
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) December 22, 2023
今回の研究も接種でなく感染後の話
新型コロナウイルスの心臓への(持続)感染と、それに伴う後続の心機能への影響可能性が改めて示唆された
感染後は注意しなければいけない事柄https://t.co/vubH6A9LkM
先日、新型コロナと心不全に関しても言及したツリーを投稿しているので、再掲
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) December 23, 2023
・オミクロン期の感染が多く含まれる研究でも、新型コロナ感染後の心不全リスクは1.82倍https://t.co/3vJano6cf4
また「心不全パンデミック」についても今年3月に紹介しているので再掲する
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) December 23, 2023
「新型コロナに関してだと既に複数研究で感染後は心不全リスクが高いと示されている(ある研究で72%高)。また別研究でワクチン非接種者だけで分析すると感染後の群で実に130%高いとの結果」https://t.co/hxjyDg5oQq
接種者と非接種者での直接比較はあるのか?
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) December 23, 2023
存在。新型コロナ感染後、非接種者と比べ2回接種者で
・急性心筋梗塞 52%少ない
・虚血性脳卒中 60%少ない
と結果(31-120日で)https://t.co/boNDQF7Sib
接種による悪影響があるのだから、それも踏まえて考えるべきでは?という一部意見に関しては
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) December 23, 2023
・接種率高い地域では「全死因の」超過死亡率も低いhttps://t.co/kqnYiAxxL6
・ワクチン接種者が、非接種の人よりも、新型コロナ「ではない」死亡リスクも低いhttps://t.co/25HvCWXF0Q
などが反証に
心不全のリスクが高いのは年長者であるのは間違いない
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) December 23, 2023
ただFORCEPSさんが紹介されていた、新型コロナに感染した乳児で、心筋の損傷を示すトロポニンの水準が上昇した(※心機能障害はなし。長期的な影響は不明)との最新研究もあり、やはり若年者でもむやみな感染は避けたいhttps://t.co/9nxFXSG49S
新型コロナワクチンの心筋炎を無視するのかとの指摘
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) December 23, 2023
下記が参考に
・感染後の心筋炎のほうが高発生率https://t.co/Ro8IvIm3R3
・質的にも感染後のほうが重症度高いhttps://t.co/ukFLykv5mq
・接種後の感染は非接種の場合と比べ心筋炎の発生率比が半分。これも勘案必要https://t.co/pkpnd11UtJ
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) December 23, 2023
"心不全のリスク"がトレンド入りしているので、投稿をざっと見てみたが、細胞を用いての研究という点での批判があるが
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) December 23, 2023
・パンデミック後に心臓病が急増(接種開始前から)
・コロナ感染後の心臓病リスク増加が既に判明
という疫学的な事実がまずある中で、そのメカニズムも探索されているということ。