やっと バオとのことが冷静になって来たのに、どうやら私が少し
様子が変ならしい。
自分では、普通通りだと思っているが、息子から見たら認知症の手前らしい。
そう言われると、そうかもしれないが・・・
私としては、あと元気なのは5年と勝手に考えて計画を立てているので、
もう絶対生き物は飼えないもの…と考えていた。
1日中 声を出さない日もあり、パソコンと韓ドラのビデオだけの日もあり
朝1番のおしゃべりに声が出せない時もある。
息子がひつこく犬を飼うことを進めてきた。
頑なに拒んでいたが、ちゃんとしつけてある犬で、可愛い!可愛い!!と
写真を送りつけてくる。それでも待ってくれと言っているのに、話はどんど
ん進み、今度は家族で犬をみにいくらしい。
そこまで来ると、バオと別れた辛さが薄れ、バオと暮らした楽しかったこと
癒されたことがわぁーーと蘇り、あと少しの余生 もう一度楽しんでも
いいのでは…。その間に私が認知症になっても、亡くなってもあとは
誰かが可愛がってくれるのではないか。 そう思うことにした。
今まで、誰かが気をわるくするのでは? とか迷惑をかけては? と
ばかり先走っていたが、もう 考えないことにした。
後しばらくの余生 楽しんで行くことにした。
みんな ごめんね。
バオ ごめんね。