変な噂をいろいろと聞かされていたが、うちに来た30代の男の子は親切だった。
最初、2時のお約束。
3時を過ぎても来ない。
〝ん? 日にち間違えていたかな?〟と思っていたら3時半に電話。
「ごめんなさい。前のお宅の工事が長引いて」と。
5時までに設定を終えないといけない(センター受付が5時まで?)らしく、かわいそうに、4時半になって、汗だくで軽自動車で走ってきた。
「とりあえずセンターへだけでも」と何回か電話。
しかし、なかなか災害端末機の色が変らないとかで、工事が出来ず…。
「あのぅ、色が変わらないんです。急いでください」とか電話していた。
どうにか5時過ぎに工事は終わり。
でも、2階につないでいるFAXが鳴らない。
2階に上がり見てもらうと、「線でつなぎましょうか。料金は別なんですけれど」とか言うものだから、パス。
〝そんなぁ、ぶっさいくな線を新築の家の中に走らさないでも、内側でつないであるんだから…。ちゃんと今までNTT回線の時には1階と2階で両方同時に鳴っていたんだからできるはず〟
ネットも繋がらなくなった。
「うーん、なんででしょうか?」と言い、
「僕、こんな種類の無線LANの機器、初めて見ました。一般的なのは見ますが、こんな機器って売っているんですね。すごいのついてますね」と、工事中に小首をかしげていた。
私は複雑すぎて見ても分からない。
「触ったら設定し直さないといけないかもね。いいよ、息子が帰ってきたら、どうにでもなるよ。ITオタクで、プログラマーなんだから大丈夫。電話もどうにかなるよ」
と笑ったら、安心していた。
「外からの引き込みとか、光ネットの関連、家の設計、工事の時に自分でしたんですね」とも言われた。
見たらわかるんだー。
「うん、家を建てるときに、自分で配線も引き込んだし、光になることを忘れていて、内装前に気付き、だから部屋の角の部分に光の配線だけ後からしたんよ。だから部屋の角が四角くないやろ?」と言うと、「すごいね。僕よりも達者ですね」と笑っていた。
「もしもの時にはここに電話を。僕は聞かれても分からないので」と、センターの電話を伝えて帰られた。
帰りにあまりに暑そうなので、冷たいコーヒーをあげたらニッコリ微笑んだ。
実際、帰ってきて5分ほどで、ネットはつながり、1時間ほどで2階の電話も同時に使えるようになった。
誰じゃ、光の業者は…とひどいこと言った人。
とても親切で優しい人でした!!
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