![見出し画像](https://blogimg.goo.ne.jp/image/upload/f_auto,q_auto,t_image_head_long/v1/user_image/74/1c/833b1c1f5ec06620f807b013fb7bdbda.jpg)
今年の舞台は、大学構内にあるコンビニ。しかも明け方で、コンビニなのに24時間空いていないのは2005年度と一緒でした。
一昨年に引き続き、音がポイントになる公演でした。
今年の参加者は若く、3名が小学生。彼らの発想には恐れ入ります。本型の爆弾やら睡眠薬やらが出てくる不思議な展開に。
(大学構内になぜ小学生がいるのかについては、観に来た人たちだけの秘密にしておきますね。)
”光る液体”が流行っていることや携帯電話の普及率にびっくりしながらも、子どもらしい楽しそうな表情に心が和むひと時でした。
そして嬉しいことに、小さな役(商品搬入業者)でしたが、子ども芸術文化育成支援助成制度の関係でほぼ毎回見学に訪れてくれていた市職員の担当者さんが発表会に出演してくれました。舞台初経験とは思えず、すばらしい堂々たる演技でした。
終わった後の彼らを見ると、やる前より表情豊かに、緊張が取れてより自由に自然に動けるようになっていました。
本人らからも「愛想が良くなった」「緊張しそうな場でも大丈夫になった」との感想が。
やはりこの「Creating Drama Factory」は、参加すること自体が人を成長させてくれます。
15も若い人たちと一緒に創作する機会など今まで無かったので、創作者としての自分をもっとも成長させてくれた気がします。
それにしても最後に聞いた彼らの質問が傑作です。
「クリエイティングドラマファクトリーって言いにくいなあ、どういう意味」
「演劇創造工場ってこと。創る過程が決まってて誰でも演劇をここに来れば創れるってこと」
「なんだ、そうか」
チラシに書いてあります・・・。
いや、説明や周知の仕方が至らなかったのだ。来年はさらにしっかりやろう、と思ったナビゲーターでした。
どうぞ来年も応援をよろしくお願いします。
最近の「プロデューサーズボイス」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事