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市民劇場 闇に咲く花

2012-07-08 13:39:47 | Yokoさんのブログ
昨日7日、7月例会 井上ひさし作、こまつ座の演劇でした。18:30から3時間です。絶対寝る!と思っていましたがアッサリ観てしまいました。そして後からブツブツと考えさせられています。さすがプロです。
神社を舞台に庶民の明るさ、たくましさをとおして戦争の悲惨さを描いた作品でした。

海外に行き日本の宗教を語る時、私を含めて日本人の宗教に対する希薄さは何だろうと考えてしまいます。
この作品から神道について少し知る?感じる?事ができた気がしました。
歴史から自然神祖先神の尊崇が庶民の日常生活の祈り癒しの場として、清く明るい神社であった。だから暗く死には関わらないとされている。
教本や偶像などもないことから時代の中で他宗教や権力に影響されてきた。

戦争の不条理が「過去の失敗を記憶していない人間の未来は暗い」と叫ぶ。そして現在の私たちにも響きます。

戦争(原子爆)に反省できていない国、だから原発に失敗したのだろう…あんなに原爆で悲惨だったのにまたあやまちをした…
なんとかしなければ未来は本当に暗い