昔の話だがまだ若い頃、最初は10代の頃だったかな、
友人と「船旅にいこうよ」と言う話になり色々調べてみた。
お金も余り無い時代だったので、近場で船旅気分を味わえる所と言うと、
大島だと近すぎるし、八丈だと遠いかな?と言うわけで中をとって三宅島に決定したのだ。
東京から180キロ、竹芝から東海汽船で7時間、夜9時過ぎ位に出航して朝5時過ぎに着く。
出航したら直ぐに毛布の貸し出しのアナウンスがあるので必ず借りたほうがいいよ、
夜中の船内の凄く寒い事、東海汽船さん頼みますよ、温度管理を真面目にやってよ!
1枚30円位の時代だった(有料)夏は借りる人が少ない、また枚数も全員にはいきわたらない、
ここがポイントです。1枚ぐらい余分に借りておいて、さむくて死にそうな可愛い若い女性に親切に貸してやると、あとは自分自身の努力しだいで、良い結果になる人も居たよ。?!
港は到着時の風次第で三池港か錆びが浜港になるか船内アナウンスで聞くまで乗客は分からないのだ。早朝の時刻にもかかわらづ予約しておいた民宿が車で迎えに来てくれて居る。
民宿に到着して少し休むと直ぐ近くの海岸に泳ぎに行った。砂浜ではない溶岩のごつごつした小さな岩で痛くて走れない、そおーと歩くのみ。
浪打際から急に深くなっている、要注意である。しかし水は綺麗だ、透き通ったブルー!どこまでも続く海原、聞こえるのは波音だけ、じつに良い景色である。
透明度もかなりある、メガネをつけて潜ると5,6メーター以上良く見えるのだ。ゴム付きのモリを民宿から借りてきていたので早速魚を突きに海の底へ潜る。
海草に左手でしがみつき右手でモリをゴムいっぱいに引き、魚を待つ、目の前に大きな魚が狙って突くのだが、当たらない!2回位で我が体内の酸素ボンベは0を示し警報を鳴らす。
水面めざし上昇していくとき水面からの太陽に反射してキラキラ光るのがじつに綺麗だ。何回やっても魚は取れない、水圧でメガネ越しに目に圧力が掛りすぎて焦点が狂い実はまだ遠くに居る魚が目の前に居るように見えてしまうのだ。
東京から来た若者にやすやす獲られてしまうやわな魚達は居なかった、まてよ、ここも東京都なのだ!1000k離れた小笠原まで東京都なのだ!
一匹も取れず海岸に上がる体は重い、波の動きに合わせようやく岸に上がるこれまた容易では無い作業である、ごつごつざらざらした溶岩にようやくしがみつきなんとか上がるのだ。
絶対にあせってはいけない怪我をする事請け合いである。我輩もひざを何箇所かすりむいた、そこへきて海水が!しみてピリピリする。民宿に戻り左右の膝は赤チンで真っ赤になったのは言うまでも無い。
(写真は箱根から見た富士山です記事とは関係ございませんよ)続く
友人と「船旅にいこうよ」と言う話になり色々調べてみた。
お金も余り無い時代だったので、近場で船旅気分を味わえる所と言うと、
大島だと近すぎるし、八丈だと遠いかな?と言うわけで中をとって三宅島に決定したのだ。
東京から180キロ、竹芝から東海汽船で7時間、夜9時過ぎ位に出航して朝5時過ぎに着く。
出航したら直ぐに毛布の貸し出しのアナウンスがあるので必ず借りたほうがいいよ、
夜中の船内の凄く寒い事、東海汽船さん頼みますよ、温度管理を真面目にやってよ!
1枚30円位の時代だった(有料)夏は借りる人が少ない、また枚数も全員にはいきわたらない、
ここがポイントです。1枚ぐらい余分に借りておいて、さむくて死にそうな可愛い若い女性に親切に貸してやると、あとは自分自身の努力しだいで、良い結果になる人も居たよ。?!
港は到着時の風次第で三池港か錆びが浜港になるか船内アナウンスで聞くまで乗客は分からないのだ。早朝の時刻にもかかわらづ予約しておいた民宿が車で迎えに来てくれて居る。
民宿に到着して少し休むと直ぐ近くの海岸に泳ぎに行った。砂浜ではない溶岩のごつごつした小さな岩で痛くて走れない、そおーと歩くのみ。
浪打際から急に深くなっている、要注意である。しかし水は綺麗だ、透き通ったブルー!どこまでも続く海原、聞こえるのは波音だけ、じつに良い景色である。
透明度もかなりある、メガネをつけて潜ると5,6メーター以上良く見えるのだ。ゴム付きのモリを民宿から借りてきていたので早速魚を突きに海の底へ潜る。
海草に左手でしがみつき右手でモリをゴムいっぱいに引き、魚を待つ、目の前に大きな魚が狙って突くのだが、当たらない!2回位で我が体内の酸素ボンベは0を示し警報を鳴らす。
水面めざし上昇していくとき水面からの太陽に反射してキラキラ光るのがじつに綺麗だ。何回やっても魚は取れない、水圧でメガネ越しに目に圧力が掛りすぎて焦点が狂い実はまだ遠くに居る魚が目の前に居るように見えてしまうのだ。
東京から来た若者にやすやす獲られてしまうやわな魚達は居なかった、まてよ、ここも東京都なのだ!1000k離れた小笠原まで東京都なのだ!
一匹も取れず海岸に上がる体は重い、波の動きに合わせようやく岸に上がるこれまた容易では無い作業である、ごつごつざらざらした溶岩にようやくしがみつきなんとか上がるのだ。
絶対にあせってはいけない怪我をする事請け合いである。我輩もひざを何箇所かすりむいた、そこへきて海水が!しみてピリピリする。民宿に戻り左右の膝は赤チンで真っ赤になったのは言うまでも無い。
(写真は箱根から見た富士山です記事とは関係ございませんよ)続く
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