玄関の扉を開けたら外猫のミケが待っていました。
かつをぶしが欲しいというわけでもなく
とことことことわたしを誘導します。
ここがあったかいんだよ。
たどりついたのはよく日の当たってほかほかに温まった畑の端の石垣。
ほんとうだね。あったかいね。
ほかほかの石に乗ったミケは
石に寄り添って感動するわたしにうれしそうな様子。
目を細めて見つめてくれます。
教えてくれてありがとう。
そういうやさしさが大好き。
でもやっぱりにんげんのわたしは、
しばらく居たら風がしみて寒くなっちゃったので
すこし動き、ミケの居る風景を撮影させてもらって
ありがとう。そろそろいくね。
またね。