朝、曇り空の中、小型船主会メンバー合同の港内清掃を行った。
ココで出るゴミのほとんどが漁師が出した産業廃棄物なので、処理をするのも小型船主会の予算で行うわけだが、エンジンのメンテや漁具の整理などで出たゴミは、各自で毎回分別してゴミに出せば、こんな予算もいらないし、わざわざ漁まで休んで作業をする必要もない。
ただ、エンジンオイルなどのオイル類や大き目のベアリングなどの処理方法など、
処理方法がわかり難いものが多く出ることも、ココに放置される要因のひとつだと思う。
管理者がもっと徹底して処理方法の周知を図れば、簡単に改善できるのでは?
なんて、一筋縄ではいかないだろうか。。。
ゴミのあるところにはゴミが集まるもので、家庭用の電化製品(洗濯機)なども置かれていた。
「こんなもの(掃除機)誰が持って来たんだ!?」
と、少々不機嫌に掃除機を撤去している様子に、
「こんなとこにゴミの山があるからだよ。」
と、正直な気持ちは口が裂けても言えませんが、
これだけ予算があるなら、分別用に大きな箱を設置するだけでも、
だいぶ良くなると思うんだけど、僕のような下っぱの発言に耳を傾けてくれる人は少ないだろう。
来月5日のハーリー(海神祭)に向けての大掃除も兼ねての作業。
漁に行かず、漁師みんなで汗を流したおかげで、
本日、伊良部漁協の水揚げは極僅か。
わざわざ漁まで休んで、どれだけの損害があるのかと考えると、
必ず改善する必要があると思う。
魚が減った。
魚の値段が下がった。
そんなどうこう言う前に、自分の身のまわりから改善していこうと、
改めて感じた1日だった。
夜中の1時頃出港し、伊良部島の北側約50km水深約1,000~2,000mの海域まで
片道約2~2.5時間かけて移動し、そこに設置したパヤオと呼ばれる
人口浮き漁礁周辺を回遊する、30kgを超える巨大キハダマグロを狙う。
食い付きの良い時間帯は陽が昇る前後1時間ほど。
毎回、捕れるなら漁師は辞められない仕事だが、
高い経費分を捕るのは至難の技。
脂のたっぷりのった新鮮なキハダマグロは、お刺身で美味しく頂き、
頭や内臓部分は煮付け。
そんなマグロが美味しいかどうか。
想像してみて下さい。
キロ単価800円のマグロの価値を。
さてコチラは、盛秋丸(I船長)の愛犬オレオ
ゴミの中から出てきたロープの切れ端を咥え、嬉しそうにハシャイでいた。
上の写真をよ~く見て下さい。
昨日の記事を見た方の中には、もうお気付きの方もいるだろう。
この青いサバ(サンダル)の持ち主。
漁民Tシャツとサンダルはブルーで統一し、
作業の時にオイルなどが跳ねても汚れが目立たない黒のトレパンで動きやすさを重視。
マッチしたねじりハチマキがとても似合うJオジサン
J:「なんで今日もカメラを提げているか?」
と、いかにも「自分を撮ってくれ」と言っているような発言!!
望み通りカメラを向けると・・・
恥ずかしそうに横を向いちゃいましたww(笑)
池間民族は照れ屋なんですww
ほっとけよ!!
それでは
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