最近の伊良部島は、本当に暑い日が続き
時には雲ひとつない快晴で、海はもちろん空だってグーンと爽快に広がる
台風2号(ソングダー)に耐え抜いたサトウキビ畑の青々しさが、本格的な夏の訪れを告げているようにも感じた
この島に生まれ、当たり前のように見てきた海のある景色
豊かな自然は、暮らしの中でチョットした幸せを運んでくれる
朝から突然の電話は、地元先輩Hさんだった
「今時間あるか?職場の前に珍しい鳥がいるけど・・」
こんな天気の良い日に、マリンショップの船長さんが鳥を見に行く程の暇があるわけ・・
なくない
そうなんです
すこぶる天気も良かったのに、予約がありませんでした
二つ返事で行って来ましたよ、写真を撮りに
朝、宮古島へ出勤のため港に向かう沢山の車とすれ違いながら
その鳥は、先輩の職場のすぐ裏手にあるジャングルの木の上から、
こっちの様子をジッと見つめていた。
名前は「リュウキュウアオバズク」
沖縄県のレッドデータブックで準絶滅危惧種に分類されている為、あまりお目にかかれない貴重な鳥だが、
車にあった三脚を使って、ゆっくりと撮影することが出来た
何もないこの島の日常にある小さな幸せ
そのひとつひとつこそが島を想う気持ち(愛)なのだと、
この歳になって感じるようになった
ドライブ中、何気ない道でふと見えた景色にシャッターを切る
何も考えずに撮った風景が、今改めて見た時、何だか愛おしく思えてきたんだよ
もう出会えないあの時の雲。
美しいと感じること。
芸術はきっと自分の心が決めるのかな?
な~んて、いつまでも綺麗なものに素直に感動し、ここにいることの幸せを感じることのできる人間でありたい
ふと、そんなことを考えながら夜の一杯を待ちわびている
今日も1日ありがとう
それでは
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