福岡県北九州市八幡東区を流れる板櫃川を堰き止め造られた河内堰提(かわちせきてい)は、
100年の歴史を持つ石積の堰提で重厚な姿を魅せています。
秋になると、周囲の森が緑からオレンジ色に変わり堰提と調和します。
河内堰提は、100年前(旧)官営八幡製鐵所が造られ鉄の製造に必要な水を供給するために
造られました。
100年もの間、水が枯れることもなく現在の役目を果たしています。
河内堰提と取水塔
桜の木は落葉していますが、取水塔とよく調和していました。
河内堰提と紅葉
河内桜展望台から見た河内堰提です。
紅葉がいいアクセントになっていました。
紅葉に囲まれた県道62号(北九州小竹線)
八幡東区の街から県道62号を紅葉に迎えられながら登っていくと
桜展望台が見えるこの場所に出て出てきます。
河内堰提上の道路
雰囲気のある取水塔と石積と鉄製の側壁は芸術を感じました。
取水塔
石積の建築物の丁寧な造りです。
取水塔に飾られた書に惹かれました(次参照)。
書:吟龍雨風
「龍吟ずれば雨風来る」の意味で河内貯水池に水が満たすことを祈る書です。
堰提の道路
よく見ると一つして同じ形のない石を組み合わせていました。
側壁の石積
丁寧に積み上げられた石積、途方もない時が注ぎ込まれたことでしょう。
落ち葉のある散歩道
堰提所の道路の先は貯水池を一周する散歩道で落ち葉を踏むと快い音がして気持ちが良かったです。
河内貯水池の紅葉
堰提の通路上より眺めた景色です。
南河内橋
河内貯水池の奥にある橋の付近です。
堰提上からみた桜展望台
紅葉とよく調和していました。
幾度となく訪れた河内堰提です。
今年の秋も変わらぬ秋の紅葉を味合うことができました。