主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

予期せぬ出来事

2018年12月23日 13時20分44秒 | できごと

今朝は朝から嫌な予感しかしなかった。

出勤して、調剤室のパソコンの前に充電中のiPadがあったから、いつものようにパソコンとパソコンの間に立てかけた。

置いたとたんに手から離れたiPadが下へ下へと落ちて行く。

そして充電コードがすっぽぬけて、ゴトンとにぶい音が…。

一瞬の出来事。

え?な、な、なんで?

どうやらいつもは壁と調剤棚のすき間に物が落ちないように引き出しの仕切り坂を置いてあるんだけど、いつの間にかずれていて、まるでクレバスに落ちる時のように闇に吸い込まれていったようだ。

上から覗くと5センチ程度の隙間があり、パソコン等の機械のコードがとぐろを巻くかのように置かれている右側にiPadは立っていた。

若い社員さんにお願いして取ってもらい、事なきをえたんだけど、器物破損として顰蹙を買ってしまうところだったんだ。

衝撃的なできごとにすっかり動揺してしまい、冷静になどなれっこない。
でも外来の処方箋はどんどん流れてくるから…。

とにかく冷静に、冷静に、と自分に言い聞かせ、

処方箋をみるとイナビルの文字が。

金曜日に呼吸器科で吸入指導をするときは簡単そうに思えたことがいざ自分でやると結構難しいという話題で先生と盛り上がったばかり。

レルベアは操作は簡単だけど、しっかり息を吐ききってしまわないと(←ここ大事❗)しっかり吸えない。

ポイントは「息をしっかり吐く」そして深く大きく吸い込む(吸うのではなく吸い込む)こと。

イナビルは本人が自宅で、と希望しない限り投薬時に吸入してもらう。

はたしてどうだろうか。

薬歴の表紙を見ると「喘息」の文字が。
おおっ!ラッキー!
吸入薬の使用歴があるかもしれない。

「しばらく落ち着いてるから今は治療していないけど、吸入薬は使ったことあります。」と。

イナビルいい音をたてて吸い込み残りの粉はゼロ。(←包装変更で中身が見える透明部分がある。)

いい感じだ。ブレイン君の指導のときのようにいい音が聞こえる。

百聞は一見に如かず。
自分で経験してみてはじめてわかることってたくさんある。
たとえばレルベアを吸入する際にうっかり吸入器を構えたまま息を吐いてしまい白い粉が舞い上がったり。
うがいは結構面倒なので、うがいができない人に呼吸器科のドクターが推奨していた「何か食べるか飲む」を実践。
朝起きたらレルベアを吸う(←いつでもよいので時間を決めてと言われてる。昼間に咳が出ないことを願いたいし忘れないように朝にした。普通は夜中の発作を考慮して夕の指示が多いんだけどね。)。
薬を飲む。
レルベアの粉はほんのり甘く、舌に粉っぽい感じが残る。
本当にちゃんと吸えてるのかどうか不安になるが、効いてるところをみるとOKなのだろうか。

予期せぬ出来事は突然我が身にふりかかる。
なぜiPadは落下した?

置く場所をちゃんとみていなかったから私が悪いと思い、すごーく落ち込んだ。
壊れたらどうしよう(T0T)

取ってくれた社員さん(女性)が、
「ここに隙間があいてたから落ちないように棚板をテープで固定しておきますね。」と。

手際よく片付けてくれて、
「これ、画面すでに亀裂入ってるし、今回は真っ直ぐ落ちたら大丈夫ですよ。ホラ。」と、iPadをささっと操作してくれた。

またまた彼女に助けてもらった。
真面目に働いて恩返ししないと。

幸いなことに日曜日、月曜日と連休のせいか外来はすいていて(←土曜日は専門外来のみで完全予約制)たまっていた薬歴も他の仕事もはかどった。
他人の事をどうこう言う前に自分に与えられた仕事をきっちりこなさねば。(助っ人の品格)。

早上がりの指示が出たのでいそいそと帰宅し、娘とすみっこくじを引きに出かけて、
久々に楽しいひとときを過ごしました。

出だしは不調だったけど、一等賞のぬいぐるみを当てて娘も大満足。 
これも予期せぬ出来事。

帰宅したら九州にいた頃のママ友からクリスマスのお菓子の詰め合わせが送られてきていて感動!

ばばがグループホームに入るまで長いことお世話になっていたケアマネさんからラインが送られてきていて涙、涙。
セントケアのグループホームに入居したのでそこのケアマネさんにバトンタッチ。
それからお互いに忙しくて連絡が途絶えたて。(前の事業者さんのグループホームはなかなか空きがでなくて断念。ケアマネさんのつてでセントケアのグループホームに入居させていただいたいきさつがあります。)

ケアマネさんは介護をする者にとってパートナーというよりも強い味方。
時にはなぐさめてくれたり、時には励ましてくれたりなどなど。
親の介護はさまざまな決断を要するときが多々あり、冷静かつ家族がよりよい生活を送れる判断をくだしてくれたり。

そのケアマネさんがいたからこそゆうこは今でも薬剤師として活躍(?)できているわけだし、家族との時間を大事にできてるわけだし。

年老いた親を抱えるということ。その大変さは体験してみてはじめてわかる。
みんなが通る道と思ったけど、たとえ兄弟がいたとしても負担は誰かにのしかかる。
逃げるのが上手な人、人に押し付けるのがうまい人。そんな人に限って介護してる人にいろいろとケチをつけたがる。

グループホームに預けたらおまかせしないと。文句があるなら自分でみればいいわけで。

自分で介護したがらない人に限って施設の職員に文句を言う。
「不平不満があるなら連れて帰ってください。」とは言われないと思い込んでる。
                  
なんでもそうなんだけど、やらない人は文句を言いたがる。
ほら、PTAとか町内会とかも。

人生は予期せぬ出来事の連続。
仕事もそうだ。
働きたくてもからだが言うことを聞かない時もあったりする。

怪我も病気も予期せぬ出来事。
患者様は好きで怪我したわけでも好きで病気になったわけじゃないのだから上から目線はやめようよ。

6年制になり、薬学部のパンフレット等に医師と対等に、なんて書いてあったり、大学の先生方が言うけれど…。

所詮「薬剤師ごとき」なのだ。
認めてほしいならそれなりの働きをし、誰からも信頼され、薬剤師らしい仕事をしないとね。

薬学部6年制への移行も登録販売者の出現も一類二類三類の分類も予期せぬ出来事。

っていうかその前に医薬分業も予期せぬ出来事?

いや医薬分業は患者様にとっては予期せぬ出来事なわけで。処方箋発行料を支払い、調剤薬局で調剤料やら⚫⚫指導料やら様々な手数料をとられる。
なのに根掘り葉掘りいろいろ聞かれたあげくに高飛車な態度で指導されたら嫌な感じでしかない。

世の中の大多数の人々は残念なことに薬剤師とは何かさえ知らないし、薬剤師に求めるものはなかったりする。

薬剤師の仕事や薬剤師の存在意義を世の中には認めてもらうためには何をすればよいのか。

それを模索し日々努力する薬剤師や薬局は生き残るけど、不要論が叫ばれてる状況の中、多くの薬局が売却を強いられたりM&Aを余儀なくされりだろう。 

病んだことや怪我したことがない人には患者様の気持ちが理解できないし、机上の理論は生身の人間には通用しない。

薬はリスクであることを忘れ、薬理学とか学問を振りかざし、患者様や家族のQOLの向上を無視した「指導」を好む限り薬剤師の存続はあり得ない。

理想の薬剤師と出会えた貴重なサイトは間もなく閉鎖される。
夢中になって課金したゲームの突然の終了のように「喪失感」と「居場所がなくなる恐怖感」に襲われてる。

薬剤師はたとえ大人数で働いていても孤独だ。なぜならば処方箋は一枚一枚ひとりの薬剤師が責任を持ち監査印を押す。
処方箋と向かうときはひとりなのだ。疑問点も患者様からの質問もひとりでなんとかしないといけない。
だからこそ「ココヤク」の存在意義は私にとって絶大だった。
           
あと4日で全てが消える。
ブログもQ&Aもコメントも書き込みも。

どんなことにも終わりがあるけれど、ドラッグストア時代に会社がまるごとなくなり、ツルハドラッグに買い取られたのも予期せぬ出来事。

登録販売者の出現でドラッグストアを去る運命をたどったのも予期せぬ出来事。

いじめ騒動もなにもかも予期せぬ出来事だらけの私の人生。

「波乱万丈の人生だけど晩年は穏やかにくらせるでしょう。」

高校時代の文化祭の占いでそう言われたけどビンゴだよ。

まだまだ続くのか、それとも落ち着くのか。
落ち着くということは終焉は近いのか。

先々考えてしまうけど、運命は変えられないしなるようにしかならない。

失敗は成功のもと

災い転じて福と成す

若い頃の苦労は後々に花開くための肥料のようなものだから、頑張れるだけ頑張ってみてダメなら一から出直すもあり。

人生山あり谷あり。
悪いこと半分いいこと半分。

「ココヤク」でたくさんの人に出会えてよかったと思う。
サイトがなくなったとしてもそれぞれの胸に思い出は残るし、得た知識で大きく羽ばたいた人もたくさんいるはず。

みんな幸せになりますように。

予期せぬ出来事はね、悪いことばかりではないから、

ドンマイでーす❗

いかなるときもいかに自分自身に戻れるか。冷静になるすべをみつけましょう。

朝白衣を着るときに思うこと。

昨日の薬剤師ゆうこ、バイバイ。
今日の薬剤師ゆうこ、こんにちは。

失敗を引きずらないためのおまじない。
ただし同じミスをおかさないようにミスはどれも心に銘じておく。

引退間近だからこそそう思うのかもしれない。
1日1日が貴重な時間。
現場に立てる時間はあとどれくらいなのか。  
わからないから生きていられるのかもしれない。

ココヤクでトラブって始めたgooブログ。とりあえずここはまだ存在してるから、

まだまだ書けるかな。

そういえばファンデーション買わなきゃ買わなきゃと思ってるうちに、また粉々に。
今日こそ買わないと。

ついでに電気のひもにひっかけて歪んだめがねのフレームも修理してもらおうっと。

さて、アピタにいってこよう。


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