パソコンがないっ！

昨日はいつもならテニスの日。
用事があるので休みたいという人がいたので休み希望を譲ってあげた。

学生の投薬実習が行われている関係で薬歴入力のためにパソコンを使ってる。

たまたまふたりとも薬歴入力のためにパソコンを使っていて、ゆうこの場所がなくなった。

パソコンがないと仕事にならない。
薬歴入力終わらせて次の仕事がしたいのに。

外来の谷間だった。
ほんの数件の薬歴が残ってるだけなんだけど、いつあくかわからないパソコンを待つほど暇ではない。
他にもやることはたくさんある。

勇気をふりしぼり「パソコンを使いたいのですが。」と言ってみたがだれも答えてくれなかった。

少し前まで使っていたパソコンは遅番の社員さんに譲って奥側に移動しようと思ったら、そこは学生さんのスペースになっていて…。

「説教するならパソをくれっ！」と以前ブログにかいた決め台詞を使いたいところだけど、説教されたわけではなく、ただ単に「居場所」がないだけ。

家にも「居場所」がなくて、今も「居場所」がない。

娘と同い年というだけで幸せそうな彼女たちを見るのが嫌なのに(←了見狭すぎっ)、「居場所」まで奪われてる気がしてしまい…。

涙があふれてトイレにかけこむ。

この怒りをどこへぶつければいいのかわからない。

もともと不満は数えきれないくらいあるけど、友との約束を果たすために乗り越えてきた。

いくつになっても心はある時期を境に年を取らない。ゆうこは12歳のまま。

がまんちゃんだから、心にしまいこむ。
押し込んで押し込んで押し込むから、些細なことでふたははじけ飛ぶ。

もうだめだ。

我慢すればするほど涙が出そうになる。

明日は休みたい。いや、もう辞めてしまいたい。今すぐ帰りたい。

外来の処方箋が来たからその衝動を押さえ、何事もなかったように…。

いくわけがないっ。

ヤバイっ。涙が…。
汗をふくふりをして涙をふいた。
ブレイン君がチラッとこちらを見る。

患者様と話してるうちに大事なことを思い出す。私はここにいて薬剤師としての責務を果たさないといけないのだと。

そうこうしてるうちに昼休みに。

たまたま大先輩と話をする機会に恵まれたが先ほどのことは言えるはずもなく。
他の薬剤師と話してるのを黙って聞いていた。

「お友達元気？どこも薬剤師不足で大変ねえ。手伝って欲しいとか言われないの？」と。

鋭い❗図星だ❗

「いいえ、テニスの話と子育ての話しかしませんから。」と答える。

辞めたいとマジで思ってるタイミングに鋭いツッコミ。

うーん、分身の術が使えたらなあ。

現実から解放されたい自分と、新たなものにチャレンジすることにしり込みしている自分。

迷うことがまた増えたけど、今は現状維持しかないかな。

わーどうしようっ。

どうするもこうするもとりあえず落ち着こうか。

んー。寝てもさめても悶々だらけ。

こんなときはどうしたらいいかと息子に聞いてみた。

「とりあえず放置！」

ある意味正しいかもしれない。
運命に流されるしかないときもあるからね。