祈りは通じず闇の中へ

我が家のジャングルを開拓するとたくさんのトラウマグッズが出てくる。

中学の臭いがするものは全部泣きながら捨てたはずなのに。

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娘が平和を願って折った鶴。
600羽までつないだが、辛すぎてしまいこんだままだったようだ。

どんなに平和を願ってもこれでもか、これでもかと言葉の刄(やいば)が突き刺さる。

昨日電話がなったから出たんだ。

「もしもしK中学校36Rでご一緒させていただいていたTと申しますが、成人の日の成人式は出席されますよね。そのあとの…。」

「成人式は行きませんから。」ガチャン。

「あんたらが娘の将来を奪ったんでしょ？」と言ってやりたかったが今さら言ったところで誰一人覚えていない。

娘がうつ病で苦しんでいても、彼らはイキイキと暮らし、成人し、就職し、結婚し、幸せになると思うと発狂しそうになる。

忘れよう忘れようとしても制服を着た人を見ると悲しくて悲しくて…。

真面目に生きてるのに。

悪いことなんてしてないのに。

ズルい人が得をして真面目に生きてる人は自ら命をたつか引きこもるしかないのか？

最低だ。

みんな最低だ。

他人を蔑むなんて最低だ。

でも、そんな奴らが勝ち組として幸せになるんだね。

逆境に負けずにけなげに生きてる子供たちは本当にすごいと思う。

助けてあげられない自分は母親として最低だ。