主婦&薬剤師ゆうこの ワガママにっき

主婦&薬剤師のふたつの顔を持つ
変なおばちゃんの日常を気の向くままに綴ります。 

朝は薬から始まるっ

2020年08月01日 23時59分08秒 | できごと
朝起きて、トイレに行って、お茶をいれたらまずはコレ↓



アレルギーの薬のビラノアは寝る前の指示なんだけど、
食後はダメなので朝飲む。



ほら、空腹時って書いてあるじゃん。
だって寝る前にお酒を飲むんだもん。(←酒の力を借りないと眠れない時点で不健康なのでは?)

て、いうか、1錠71.3円❗
高級品だねえ。

前の職場ではいろいろありすぎて、ストレスから不眠になるし脈が早くなり心臓おかしくなるし、そして「咳喘息」。
ブレイン君アレルギーってか。

でも、

リタイアの原因は別の女性薬剤師だったりする。

若い頃、個人病院でひとり薬剤師で頑張っていた時期がある。
誰かと一緒ならこんなときにいろいろ聞けるのに、と何度思ったことか。

今みたいにパソコンとかスマホとかタブレットとか普及してないし、大病院みたいにDI室とかあるわけじゃないし。

大人数で仕事していてわかったこと。それは、何人いても孤独なときは孤独であり、薬剤師の世界は恐ろしいってこと。

まともな薬剤師と仕事がしたいと思うけど、

薬剤師になろうと思うこと自体が普通じゃないと息子に言われた。

今でこそ薬学部は増えたけれど、昔は狭き門で、AO入試とかもないし、受験戦争に勝つことが必要だった。

成績優秀で気が強い。

精神的にも肉体的にも強くないと4年間の実習と講義をクリアできないし、国家試験に合格することができないのだから、キツイ人が多いのは当然なのかもしれない。

今は6年制に移行し、化学中心から医学的なことをメインに実践的な学習が増えたようだ。
卒業の時点で大卒ではなく、大学院修士課程卒ということになるので、我々4年制卒と違い特別な存在なのだから威張っていても仕方ないのかな。

でも、

医師や弁護士の中には親切な人もいて、優しい人もいる。

今の医療に求められているのは専門性も必要かもしれないけれど、高齢化社会の中で何が必要かとか何が求められてるのかとかを考えるべきだと思う。

だから「在宅」なんだし、だから「かかりつけ」なんだよね。

でも、薬局側の都合で契約を結ばされてる人もいるみたいで、なんだかなーと思う。

本来であれば街の健康ステーションとして地域の人々をはじめ、薬局を利用してくださる人々のニーズに応えていかないといけないのに、認定薬剤師になるには制約が多いし、認定薬剤師でいるためにはお金も時間も多大に費やさねばならないので、認定薬剤師の資格を取得するにはハードルが高すぎる。

かかりつけ薬剤師にも制約が多すぎて、あの薬剤師さんにお願いしたいと思っても、その薬局での勤務年数とか認定薬剤師かどうかとか地域活動しているかどうかとか、条件をクリアするには様々な弊害がつきまとう。

ドラッグストアとかチェーンの場合、異動があるので勤務年数が短いこともある。
人気の薬剤師さんは異動させなければいいのに、と思うこともあるけど、能力のあるひとは都会へ都会へと行ってしまうのかも。

個人経営の調剤薬局は大手に顧客をとられるか、M&Aで丸買いされるかだったりするそうだ。

ゆうこは今還暦なので薬剤師になってからかれこれ40年近くの年月が流れた。

若い薬剤師に、
「ゆうこさんみたいな還暦を過ぎた薬剤師は暇な店がお似合いです。」とか、
「能力は年齢と反比例しますから。」とか言われたけど、

そうだな、と思う面もあり、いやいやまだまだと思うこともある。

でも、

若いから能力があるとは限らないし、経験と努力で補えるものもあると思うんだけどな。

負け犬の遠吠え、か。

いや、老犬にだってプライドはあるし闘うときは闘う気力はある。

ベテランという言葉はもはや死語なのだろうか。

子供を育て、親の介護をして、PTAや地域活動をしてきたからこそ見えてくるものとかあると思うのに。

若い者には負けたくない、と思うけれど、老化には勝てないから…。

朝はまず薬から始まり、寝る前は栄養クリームなどなどの儀式を行い(←以前話題にとりあげたかな)、飲み物を枕元に置いて、スマホを充電台に乗せて寝る。

が、しかし、夜中にトイレに行くし、熟睡できないのは若くないってことなんだろうな、とガッカリ。

睡眠薬は飲んだことないけど、寝酒はいつも。

仕事もプライベートもストレスだらけなんだわさ。

でも、

在宅透析のお客様の在宅訪問を始めることになったので、前の職場をやめたときにしまいこんだ参考書が活躍する場面を迎えた。

透析患者様やご家族や介護者と向き合うために勉強しないと、思った矢先に前の職場を辞めてしまったので中断していたんだけど、



自分や旦那君の老後のことも含めて再び勉強しないとね。
他にもいろいろ知りたいことだらけだし。

が、しかし、
気力がわかないときが増えてきたのは年のせい?それともコロナ?

いや、抱えるものが重すぎるのかも。

娘が元気になって欲しい。

ばばはいつまで生き長らえるのか。

老化の波が押し寄せてきたけどいつまで元気に働けるのだろうか。

とりあえず考えても考えても結論は出ないのだから、とりあえずできるところからやるしかないっ。

追い詰められないとやらないのは子供の頃から。
一夜漬けとか付け焼き刃的に過ごしてきたけど、残りの人生をどう生きるのかを考えたら、

やりたいことはやってみる。

やりたくないことは断れるのなら断る。

ドラッグストアの薬剤師だってちゃんと患者様やご家族や介護者と向き合ってるよ。
葵にそう言ってやりたい。

薬剤師って本当に必要?

今でこそ薬剤師ですと言うとわかってもらえるけど、薬剤師とは何かとかどんなことをする人なのかとかわからない人もたくさんいる。

処方箋を出して薬をもらうのが当たり前の世の中だけど、

ゆうこが大学を卒業したころは医薬分業なんて夢のまた夢であり、薬学部卒業したら結婚する人も結構いた。
それとか個人薬局の跡継ぎとか。

時代はどんどん変化し、今やピッキング(薬を数えてそろえること)は助手の仕事になり調剤はもはや薬剤師の仕事ではなくなりつつある。

AI搭載の調剤ロボットとか機械も実用化されつつあるし。
大手の卸さんの倉庫は無人化されていたり。

薬剤師は生き残れるのか。

雑誌や専用サイトで頻繁に話題になってる。

逆の立場になったとき、薬剤師さんから薬をもらいたいか、と聞かれたら、「誰でもいいので間違えずにお願いします。」と答えるかな。

なぜか間違われることがたまにある。

急いでいたり具合が悪かったりするのでちゃんと確認しなかったこちらも悪いから、

直接持参して訂正してもらう。

ヒューマンエラーは防げないけれど、過誤に対して言い訳はできないと思ってる。

でも、

過誤が起きると犯人探しのように騒ぎ立て、袋叩きのように責めるのはどうかと思う。

やるべきことは素早く対策を実行し健康被害の有無を確認し謝罪をし、反省をしたら報告書に記載して同じ過ちをおかさないよう対策をたてて情報をみんなで共有すること。

薬剤師の仕事は誰にでもできそうだけど、実はとても大変な仕事なのだ。

ひとつのミスも許されないから常に集中が必要だし、立ち仕事だし、重いものを運ぶこともあるし。

偉そうなことばかり言う人は薬剤師の仕事の本質を理解していないと思うし、助手や事務員をばかにする人は自分の右腕を否定するのとおなじなのに…。

管理職とは自分がやるのではなくいかに持ち駒をうまく使うかってことなんだけど、

薬剤師って変わってる。

薬剤師って怖い。

薬剤師って何様?

そう言われてること、知らないのかもしれないな。

ご隠居様になりたいけれど、
必要としてくれる人がいるのはありがたいから、元気なうちは頑張ろう。

ひとりでは無理なんだけど、みんなでやればなんとかなるから、

仲間は大事にしたい。

困ってる人がいたら手をさしのべる。それが父の教え。

そんなこんなで民生児童委員としても頑張っています。
町内会も高齢化で若者が少ししかいない。
しかも若者は「還暦」だわさ。

これからはシルバー世代が活躍する世の中になっていくのかも。

まだまだ現役。

んー、限界を感じてはいるけれど、

まだまだイケるって時もあるかな。


正義の味方、なんてね。

イメージですよ、イメージ。







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